月別アーカイブ: 2016年12月

2016年を振り返って

 今年は例年より早い1月4日に通常国会が開会。初当選から所属してきた厚生労働委員会では理事を務めました。住み慣れた地域で安心して暮らすことができる社会を創るためには、社会保障関係の法案はとても大事な分野です。理事として責任を持ちつつ、限られた時間の中で法案を審議し、形にする大変さと同時に、大きなやりがいも実感しました。

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 7月、参議院選挙が行われました。選挙権年齢が18歳に引き下げられ、初の国政選挙となった今回の参院選。1人区となった長野県選挙区では、みなさんの力を結集して戦いましたが、激戦の末、若林健太さんが大変厳しい結果となりました。

 8月にはリオデジャネイロでオリンピック・パラリンピックが開催されました。私はスポーツ議連の一員として、9月にパラリンピックを視察。4年後の2020年はいよいよ日本の番です。オリンピックに5度参加したスポーツドクターとしての経験を活かして日本全体でオリパラに臨むことができるよう、また2020年以降も含め、北信への経済波及効果が持続するよう、積極的に取り組んでまいります。

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 秋の臨時国会では、新たに国会対策副委員長、総務会総務、厚生労働部会長代理として臨みました。様々な課題がある状況ですが、政権交替から4年が経過し、少しずつ経済に明るい兆しも見えてきています。もちろんそれが地方への波及という意味で、「実感できない」という声が大きいことも事実です。だからこそ、地方創生、国土強靱化、女性の活躍も含め、あらゆる政策を総動員してデフレ脱却を確実なものとし、経済の好循環を地方、北信にも波及させるように、間断なく実行していかなければなりません。

 10月21日、小坂憲次先生が旅立たれました。70歳でした。長野の政治の支柱であり、党派を越えて誰からも信頼される優しい先生でした。もっとご指導いただきたかったのに、残念です。心よりご冥福をお祈りします。

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 今年は憲法公布から70年の節目の年でもありました。戦後70年、平和憲法のもと、日本は平和と繁栄を築いてきました。それは平和外交への取り組み、世界各国との信頼関係の構築など、先人たちの様々な努力の賜物です。憲法改正についてもみなさんと方向性を共有し、国会で幅広い議論をしていきたいと思います。

 少子高齢化が進み、人口が減少する中、医師の地域偏在や年金改革、障害者スポーツ支援やスポーツによる地域活性化、女性の健康づくりや女性アスリートの支援など、私が特に役割を負って取り組んでいかなければいけないさまざまな課題があります。こうした課題にも立ち向かいながら、これからも政治を志した初心を忘れず、誰もが安心して、健康に暮らせる社会の実現を目指して、全力で取り組んでまいります。

 2017年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 よいお年をお迎えください。

 衆議院議員 小松ゆたか

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「小松ゆたか国政報告会・年忘れの集い」を開催しました

 4日、長野市で「小松ゆたか国政報告会・年忘れの集い」を開催させていただきました。年末のお忙しい中、たくさんの方に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。

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 冒頭、10月21日に天国へ旅立たれた小坂憲次先生に哀悼の意を表し、黙祷を捧げました。

 昨年、初めて開くことができた大きな国政報告会。2回目となった今回は、400人を超える方々が足を運んでくださいました。あらためて、地元の多くの方々に支えられて議員活動をさせていただいていることを実感しました。

 当日は関隆教後援会長、古田芙士県連幹事長をはじめ、県議会議員、市町村長、市町村議会議員のみなさんから、あたたかい激励の言葉をいただきました。

 その言葉の中に、来年にはあると噂される解散総選挙、今度こそは小選挙区を制さなくてはならないというお話が多くありました。小選挙区の奪還、それは皆様が共有されている思いであり、私に対する期待であると重く受け止めています。

 国政報告では、今年1年を振り返りながら、力を入れて取り組んできた政策、「年金改革などの社会保障政策」、「スポーツによる健康や地域の活性化」、「障がい者支援と共生社会」などの話をしました。

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 「スポーツマンシップ」とは何か。スポーツマンシップとはリスペクトすること。仲間を尊重し、相手を尊重し、そしてルール、スポーツそのものを尊重することです。国会対策副委員長として「スポーツマンシップ」を持って政治にもあたっていかなければならないと思っています。

 これからも農業、経済、観光を含め、地域・国政のあらゆる課題に真摯に向き合って、みんなが安心して、健康で元気に暮らせるよう、政治家として誠実に努力を重ねていきたいと思います。

 「小松ゆたか国政報告会・年忘れの集い」開催にあたっては、準備から当日の運営まで、本当に多くの方にご協力いただきました。あらためて御礼申し上げます。

 みなさん、本当にありがとうございました。