マルチサポートハウスと野球の準決勝

昨日から再びアジア大会が行われている広州に戻ってきました。さっそく朝のメディカル会議に出席です。今日は取り立てた議論はなく、ドーピング検査室視察の報告などや昨日の救急患者の数などの報告を受けました。

午後はJISSが運営している「マルチサポートハウス」に行ってきました。選手を村外でサポートするための施設で多くの選手が訪れていました。選手からの距離もほど近く、これなら選手たちの大きな力になりそう。先崎看護師もがんばってた。プールわきに特設したジャグジー、交代浴が大人気なんだとか

そのあとは一度選手村に入って、日本選手団のメディカルスタッフたちと情報交換。まあ、情報交換といっても、チェックが厳しい村のセキュリティーをかいくぐって、どうやってビールを持ち込むかの相談だけどね。

そして今度は野球の準決勝、対台湾戦に向かいました。韓国、台湾は全員プロ、WBC(ワールドベースボールクラシック)にも出た最強軍団、おまけに韓国は勝てば兵役免除のおまけつき。そんな両チームに全員アマチュアの日本がそれだけ戦えるか。

今回の監督は小島啓民さん、4年前のドーハのアジア大会ではコーチでご一緒した。

バックネット裏に行くと、鈴木義信さん、山中正竹さん、川島勝司さん、過去の全日本の監督さんたちが勢ぞろい、一緒に観戦、応援

日本はピッチャーが踏ん張るも、なかなか塁を進められず、3対0で迎えた9回の裏、5番の林選手が起死回生の同点スリーラン、野球界の重鎮たちともハイタッチして大喜び

しかし、タイブレークとなった延長で敗れ、決勝進出ならず。残念。

プロたちをギャフンと言わせたかったのになあ

明日はすっきり勝って銅メダル、たのむよ!