映画「カサブランカ」のリックと健さん

今日は手術後5日目、順調に経過して久しぶりに座ったままでシャワーを浴びました。腰の痛みはないけれど、左の鼠蹊部のかなり激しい痛みが時々襲います。まあ、そのうちよくなるでしょう。

しかしこんなにゆっくりできるのは医者になって初めて、テレビなんか普段昼間見たことなんかないから、どういう番組がやっているか勉強になります。

国会中継なんかもじっくり見られたのは初めてです。でもこのだらしない政権に対する野党の攻撃にもちょっといらいらしますね。

制限時間があるのならもっと的を絞って相手をやっつけなきゃ。いろいろなことを言いすぎて、結局のらりくらりかわされて、消化不良のまま次の質問へ。「俺に喋らせろ」って心の中で叫んじゃいます。

今日の午後は、アカデミー賞も受賞した名画「カサブランカ」がBSでやっていたので見ちゃいました。

大学生の時、松本の縄手の名画座で見て以来約30年ぶり。久しぶりに見たリック演ずるハンフリー・ボガードはやっぱり渋くてかっこよかった。

そして今日感じたことは、戦争という背景はあるにせよ、映画の中で描かれている男と女の関係が、私の好きな昔の東映任侠映画とよく似ているなってことでした。

つまり、ハンフリー・ボガードが高倉健でイングリッド・バーグマンが藤純子、男は余計なことは言わず、でも女のことを考え、正義のために戦うってこと。

やっぱり、「男は黙ってサッポロビール」ですよね。