毎年恒例の赤倉温泉でのスキーに行ってきました。昔からの仲間たちと、もう15年くらい続いています。私も大学病院時代は忙しくてなかなか来ることができなかったけれど、ここ5年くらいは参加できるようになりました。
我々の学生時代はスキーは超人気、リフトも長時間待ちが当たり前で、スキー場に来ると、何か新しい出会いがありそうでウキウキしたものです。夜のスキー場にはディスコもあって、松本の繁華街よりもにぎやかでした。でも最近のスキー場は昼も夜もあのころの勢いはありません。リフトも待たずに乗れてしまいます。
広いゲレンデでどんどん滑ることができるのは楽しいけれど、若者やスキー場に元気がないのはやっぱりなんとかしなきゃなと思います。
今回も、壮大な自然の中、楽しく滑って、楽しく飲んで、食べて、本当に素敵な2日間でした。いつも幹事としてお世話してくれるコイヌちゃんや仲間たちに感謝です。
そして最後はいつも恒例の妙高高原駅前の蕎麦屋さんで昼食、これがまたうまい。佐藤さんはもりそばで私はざるそば、モーリスは天ぷらそば。そしたら、隣りの常連らしき兄ちゃんはメニューにない「スペシャルそば」を注文してました。
どうやら、「スペシャルそば」とは、肉、天ぷら、卵の全部入りそばのことのようです。大きなどんぶりでうまそうに食っている兄ちゃんの姿を見ながら、来年はぜっったいにスペシャルそばを注文しよう、と心に誓いました。
食べ終えて、外に出て振り返ったら、お店ののれんの真ん中が洗濯ばさみで半分にはさんであるのです。なるほど、のれんが扉にはさまれないような工夫、そばの「そ」の字が見えなくなってるけれど、そんなのどうでもいい。
さすがこの蕎麦屋、ただものではないなと感じながら、来年のスペシャルそばも楽しみにして、妙高高原駅を後にしたのでした。