今回の震災、国民みんなが、「自分たちにできること」を考え、行動しています。
スポーツ選手たちも、様々な支援やメッセージを送ってくれています。
日本オリンピック委員会(JOC)でも、ドクター、トレーナーの医療チームを派遣することになりました。
そんななか、今朝の朝日新聞に興味深い意見が載っていました。
「避難所でスポーツ活動を」と題した、神戸大学臨床教授の賀来正俊先生のオピニオン。
ご自身の阪神大震災の経験から、避難生活中の体や精神的な不健康の予防のため、適度な運動による健康効果が重要であるという意見。「被災者にスポーツなんて」と思うかもしれないが、スポーツ活動によって心的外傷後ストレス障害(PTSD)の期間を短くできたり、医薬品の消費も抑えられるとのこと。
そのために、被災地の教員、スポーツ選手、指導者、トレーナーなどスポーツにかかわりがある人たちにぜひ避難所でのスポーツ活動のリーダーシップをとってほしいと。
これも今回の大震災でスポーツ界ができることだと思いました。