日本リンピック委員会(JOC)の医療支援チーム

昨晩、日本オリンピック委員会(JOC)の医療支援の第一陣から戻ってきた、私の師匠・増島篤先生から電話がありました。

「JOCとして医療支援を行ってよかった」

「全国から集まった医療チームがうまく連携をとりながら活動していた」

「我々のスポーツ現場や海外遠征での知識や経験が役に立った。避難生活は長期に続くことが予想されるけれど、これからはトレーナーの役割が重要になるね」

JOC災害支援チームは、ドクター、トレーナー、事務員でチームを作り3月28日から大船渡で活動を始めました。

我々JOC医学サポート部会のメンバーの教え子の実家のお寺を拠点に、地元の保健師さんや全国から集まった医療チームと連携をとって、各避難所を回って活動しています。まずは、4月いっぱい活動を行う予定です。

まだまだ現地はすべてが大変な状況、長期にわたる避難所生活による運動不足などで、エコノミークラス症候群などの発生も懸念されるようです。避難生活でのスポーツ指導などがますます重要な課題になりそうです。

私はお手伝いしたくても腰の手術後まだ1か月でお手伝いできなくてとても残念。また、私のように医療支援に参加したくても、職場の事情などで参加できない医療関係者もたくさんいると思う。

でも、現場に行かなくても被災地のため日本のためにできることはたくさんあります。スポーツ選手たちもそれぞれの立場で一生懸命支援活動を行っています。みんなでニッポン復興に向けて力をあわせましょう。