この夏の熱中症対策

今日は朝から選手の有酸素運動能力の測定、そのあと雑誌の取材を受けました。

ビジネスマンの読者が多いこの雑誌、この夏、計画停電も予想され、冷房も制限される状況でいかにして熱中症を予防して暑さを乗り切れるか、というテーマ。

熱中症に関する取材は毎年あるのですが、いままでこの時期に受けることはほとんどありませんでした。

しかし、今年は原発事故もあって暑い時期の電力不足や計画停電が予想されるため、もうすでに何件か取材を受けました。

これは、少しでも多くの人に熱中症に関する知識を持ってもらって、熱中症による死亡事故を減らしたいと活動してきた私にとってはとてもありがたいこと。

熱中症は死亡することもある病態、しかし、しっかりとした知識を持っていれば、予防できる病気です。

熱中症の発生が一番多いのは、梅雨明けの急に暑くなった7月です。人間は「暑さに慣れる」ので、8月になればだんだん熱中症の発生は減ってきます。ですから、今の時期からの熱中症に関する啓発活動はとても意味があることなのです。

今年の夏は様々な暑さ対策グッズや暑さを和らげるシャツや下着なども出て来ています。

今から十分な準備をして、そして熱中症予防のための知識をしっかり持って、この夏を乗り切りたいものです。

熱中症に関する情報は、環境省のだしている「熱中症環境保健マニュアル」が一番詳しく、データも最新で、わかりやすいです。

一度是非ご覧ください。