JOCナショナルコーチアカデミー

今日の午前中は、JOCナショナルコーチアカデミーの講義を受けてきました。

JOCナショナルコーチアカデミーは2008年からJOCが実施している事業で、オリンピックをはじめとする国際総合競技大会に派遣するコーチ、スタッフやその候補者の研修と育成の場として、各競技種目のトップコーチが意見を交換し合える環境を作るものです。

われわれメディカルスタッフも国際競技会にかかわる一員として、「コーチング」「マネージメント」「コミュニケーション」などのスキルを磨くために、講義や実習を受けます。

今日の講義は「スポーツ行政」。文部科学省の森岡裕策さんから、昨日もブログで書いた「スポーツ基本法」や「スポーツ立国戦略」の話を聞いた後、みんなで日本のスポーツを支えてゆく仕組みについて活発にディスカッションをしました。

3つのグループで個別に討論をし、そのあとそれぞれ発表、「スポーツの意義や価値をいかにして高めるか」「スポーツを支える仕組みづくり」について議論しました。

みんなトップレベルのコーチたちですから、それぞれが高い問題意識を持ち、とても楽しい討論でした。

こういった積み重ねにより、必ず日本のスポーツを取り巻く環境は変わっていくだろう、と確信した3時間でありました。