サッカー女子ワールドカップ、あの感動的な、なでしこジャパンの初優勝から3日がたちました。
「決してあきらめない気持ち」、東日本大震災の逆境をはね返そうと戦う我々日本人の気持ちと重なり、みんなが感動しました。
「なでしこの皆さん、本当にありがとう」、という気持ちになりました。
なでしこジャパンの初優勝が決まる3日前、日本体育協会と日本オリンピック委員会(JOC)の100周年記念式典のために来日したIOCのジャック・ロゲ会長は「スポーツは被災者に食料や医療をもたらせるわけではない。しかし、喜びと希望を与えることができる」と語りました。そのことを我々は直ちに実感することができました。
選手たちは、試合前に大震災の被災地ビデオを見てから試合に臨んだといいます。選手たちは、被災地の方たちの頑張る姿を見て、力をもらいました。
そして、被災された方たちだけでなく日本人みんなが、最後まであきらめずに頑張って、初優勝という結果を手に入れたなでしこジャパンの活躍を見て、力をもらいました。
これがスポーツの力、スポーツの価値です。
今日、JISSに来た選手に輝く金メダルを見せてもらいました。
このメダルに、どれだけの日本人の思いが詰まっているのだろう。
今度は上海で開催される世界水泳です。
たくさんの日本人の思いを胸に戦う「とびうおジャパン」のみんなの大活躍に期待したいと思います。