深圳ユニバーシアードの開会式

昨日、8月12日は開会式でした。

午後5時前に日本選手団宿舎の前に集合し、塚原光男団長、福井烈総監督の音頭で、「がんばろうニッポン」と再び、コール、気合を入れて開会式会場に向けたバスに乗り込みます。

開会式会場まで約1時間、バスが通る沿道にはたくさんの人たちが集まり選手団に手を振ってくれます。スゴイね、やっぱり中国は。

会場についてから入場行進が始まるまで約2時間、その間ずーっと途中の道で待っていなければいけません。これがいつも問題。今回も、とても暑い中、長時間待たされ、選手たちも結構クタクタ。開会式参加は選手たちのコンディションを考えると問題なのですが、せっかく来たのだから参加したいという選手の気持ちもあります。ですから、開会式に参加するかどうかは、選手や競技団体の意思が尊重されます。我々メディカルスタッフも、開会式に参加中の選手たちがコンディションを崩すことがないように気を配ります。塚原団長も少々バテ気味、でも顔と声はとても元気。

8時半をすぎてようやく日本の入場行進です。大観衆を前に帽子を振り、腕には「がんばれニッポン」の腕章。これは、大震災を乗り越えて「がんばろう」という日本の気落ちです。

開会式には胡錦濤国家主席も参列して、中国選手団入場時には割れんばかりの大歓声。国としてスポーツに対する力の入れようがよくわかります。盛大なセレモニーの後聖火に灯がともって開会式が終了しました。

選手村に戻ったのは、夜中の12時、体調を崩す選手もいなくてよかった。

今日からいよいよ本格的に競技が始まります。日本選手団が体調万全で戦うことができるように、メディカルスタッフみんなでサポートします。