塚原光男団長「今日の一言」

深圳ユニバーシアード、昨日から本格的に競技が始まりました。

昨日は塚原団長に同行し、男子バスケットボール、ビーチバレー、女子体操団体とまわりました。

男子バスケは初戦のウクライナ戦、団長と一緒に日の丸を振りながら大きな声で応援しました。日本はプレッシャーからか立ち上がりから大きくリードされ、後半は持ち直したものの残念ながら敗戦。

隣りにいるのは、団長付きのアシスタントのようくん、段取りの悪さを塚原団長から優しく注意されながらも一生懸命にやってくれています。

次に行ったのが深圳のリゾート海岸で行われているビーチバレー。男子チームが地元中国と戦いました。

会場は真夏の日差しの下、とても暑くWBGTは33度を超えていました。熱中症予防運動指針ではWBGT31度以上で運動を原則中止にしていますから、試合をやるにはとても過酷な環境、しっかり熱中症対策をしなければいけません。WBGTが何のことかわからない人は、日本体育協会の熱中症予防ガイドブックをみて勉強してね。

ふと見ると、本部のマジカルエクササイズ女医の中村格子ドクターの姿が。完全防備で日焼け対策は万全な模様。その手前のガッツポーズは本部トレーナーの吉田さん。

そして、向かったのが女子体操の団体戦。日本は最後の演技段違い平行棒でウクライナを大逆転、見事に団体金メダルを獲得しました。いやーすごかった、まさか逆転できるとは思わないくらい点差が離れていたのに、やっぱり最後の最後まであきらめちゃあだめですね。

ニッポンの体操女子選手たちは表彰台の真ん中に立ち手を振ります。そして、国旗掲揚、流れるのは君が代ではなく国際大学スポーツ連盟(FISU)の歌です。これも世界の学生の友好と国際親善を目的としているユニバーシアードならでは。

塚原光男団長は積極的に各競技会場に足を運び、大きな声で応援し、選手たちに気さくに声をかけます。かつてのあの「月面宙返り」で日本人では知らない人はいないくらいの偉大な方なのに、本当に頭が下がります。

毎朝行われる日本選手団本部のミーティングの最後には、塚原団長「今日の一言」があります。これから、このブログでも毎日のありがたい一言を紹介していくことにしましょう。

昨日までは、「明るく元気に、強く美しく、がんばろうニッポン」、「不可能を可能に、夢をあきらめない」、「油断大敵、ケガ一秒」、「勝利のあとこそ初心に帰れ」と続きました。

そして今日の団長からの一言はこれです。

「プレッシャーに打ち勝つ気迫を持て、みつお」