「希望に満ちた地域の再生のために」

2月15日の長野経済新聞に拙文が掲載されました。

皆様におかれましては、新しい年が希望に満ちて始まったこととお喜び申し上げます。

私事ながら昨年は激動の一年であったと思い出します。夏のロンドンオリンピックに日本代表の本部ドクターとして帯同し、国民に勇気と感動を与えるその一端に携わることが出来ましたことは本当に嬉しいものでありました。そして秋も深まった十月末、自民党の公募で長野一区の支部長に選任され、「さあ選挙区をくまなく回って自民党への支援を訴えよう」と決意を新たにした途端、衆議院が解散され総選挙になだれ込んでいくこととなり、短い時間にもかかわらず皆様からの大きなご支援を賜り、お陰様で衆議院議員として皆様方の声を国政に伝えるという重責を担うこととなりました。本当にお世話になりました。心より御礼申し上げます。

年が明けて直ぐに補正予算と来年度予算の編成、そして税制改正に与党議員の一員として様々な会議に出席し、活発な議論を目の当たりにしております。そこにあるのは日本を良くしなければならない、国民の幸せのために何をしなければならないのかという意識と責任感であります。今、日本のため国民のために最も大切なことは、長く続くデフレスパイラルに陥った日本経済を立て直すこと、景気を良くすることと明確に目標を立て、その為に全ての政策を総動員するという、はっきりとした指針があって安倍政権はスタートを切っております。この明確な政権の意思のために東証株価は上昇基調を続け、円レートは過度な円高から脱却しています。改めて政治というものの力、政治家が責任感を示して決断をすれば結果は自ずから付いてくるものだと云うことを実感しています。

安倍総理大臣はこの通常国会の所信表明演説でこの様に述べています。「今ここにある危機を突破し、未来を切りひらいていく覚悟を共に分かち合おうではありませんか。強い日本をつくるのは、ほかの誰でもありません。私たち自身です。」

私も衆議院議員の一人として、そして皆様の代表として、皆様の声に真摯に耳を傾け、強い日本、希望に満ちた地域の再生のために、皆様と共に精一杯頑張って参ります。本年平成二十五年が日本復活、地域再生の始まりであったと刻まれる年になるよう一生懸命努めて参ります。最後になりましたが皆様お一人お一人にとって本年が幸多き年となることを心よりお祈り申し上げます。

衆議院議員 小松 裕