「農民の健康を創る会」で佐渡を視察

なかなか時間がなくて、ブログを更新するのをさぼってました、ごめんなさい。

今週月曜日、6月3日には自民党の「農民の健康を創る会」の視察で佐渡に行ってきました。

私は、新人議員でありながらこの会の幹事にさせていただきました。初めての現地視察です。

朝、長野市役所前駅の交差点で辻立ちをしてから、8時過ぎの新幹線で出発、高崎で乗り換えて新潟に到着しました。

新潟港からは「ジェットフォイル」という高速船で佐渡・両津の港に到着、ジェットホイルは速くて揺れなくて快適。65分で到着しましたが、普通のフェリーでは2時間半かかるのだそうです。

到着後、さっそく佐渡総合病院に移動して、新しい佐渡総合病院の施設を百都健院長に案内していただき、意見交換を行いました。

ご一緒したのは、会長の宮腰光寛先生と事務局長の宮下一郎先生です。

かつていつも働いていた病院ですが、政治家として視察してみると、やはり見方が変わります。

離島が抱える様々な医療の現状、佐渡は人口6万人の大きな島、そして大きな総合病院もある、しかし医師や看護師確保をはじめ様々な問題を抱え、そんな中、百都院長をはじめ多くの医療人たちが必死で頑張っていらっしゃることがよくわかりました。

離島の中には医師不在の島もたくさんあります。そして、佐渡のように大きな総合病院があるところでも、離島という特殊な事情があるのです。

離島の医療にかかわる方たちの責任感や正義感だけに頼っていたら、いつか必ず離島の医療は崩壊します。

政治がやらなければいけに事がたくさんあると感じました。

夜、ゆっくり話をさせていただいた宮腰光寛先生の言葉がとても印象的でした。

「現場主義とはこういうことだ。農政にしろ医療政策にしろ、関係団体と話をするだけでなく、実際自分の足で現場を訪れ話を聞く。これは自民党の原点だ。」

本当に、その言葉がよく理解できました。来てよかったと思いました。

こちらは、一緒に参加してくださった厚生労働省の井上企画官。

井上さんも、医学部を卒業して医者になってから医療行政の重要性を思い、厚生労働省に入ったのだそうです。

思いは私と同じです。これからも地域医療のために一緒に頑張りましょうね。

翌日は朝7時に佐渡を出発して、午後1時からの本会議に間に合うように帰ってきました。

トキにも会えなかったし、ゆっくりもできなかったけれど、とっても勉強になった佐渡の旅でした。