「DJポリス」、相手の気持ちをわかろうとする大切さ

昨日の信濃毎日新聞のコンパス、「DJポリス届いた言葉、相手の立場理解したからこそ」

私の大好きな数学者の秋山仁さんが、私が感じていたことと全く同じことを書いていたので紹介します。

日本がサッカーのワールドカップ出場を決めた夜、東京渋谷で若者たちの大騒ぎのための警備で大活躍した「DJポリス」、警視総監賞が授与されることになりました。

「サポーターの皆さんもサッカー日本代表のようにフェアープレイの精神でルールを守ってください」

「私もサッカーファン、お祝いしたい気持ちは皆さんと同じです。おまわりさんも喜んでいる皆さんを取り締まりたくてここに来ているわけではありません」

相手の気持ちや立場を理解しようとしながら呼びかけたおまわりさんの姿をみて、若者たちはルールを守りました。

「自分以外の立場の人の気持ちを理解しようとする」、これは政治の世界でもとても大事なことだと感じます。

日本をよくしようという思いには与党も野党もありません。

しかし、相手の話を理解しようとしない、党派が違うからと話を聞こうともしない人たち、これはおかしいな、と素直に感じることが国会議員になってからの5か月で何度かありました。

「すべての立場の人の話を聞いて、理解する努力をして、決断すべきは決断する、そんな政治家を目指したい」

と改めて思いました。