秋の園遊会

10月15日に召集された臨時国会、国としてやらなければいけない様々な課題がある中、委員会での審議も始まりました。

朝8時からの自民党本部での部会から始まり、委員会(私は今国会も厚生労働委員、内閣委員です)、本会議、夕方からの勉強会とびっしりと分刻みのスケジュールです。

そんな中、10月31日には天皇陛下からお招きをうけ園遊会に参加させていただきました。

もちろん初めての園遊会、国会議員も全員がお招きいただけるわけではなく、希望を出した議員のなかから、おそらく抽選で一部の国会議員が参加します。

初めて入る赤坂御所、初めて着るモーニングコート、とっても緊張しました。

モーニングコートには外ポケットがついていないことも初めて知りました。

国会の開会式には毎回天皇陛下がおいでになるのですが、お出迎えの時も頭を下げていますからお顔を拝むことはできません。

初めて間近に天皇皇后両陛下を拝見し、改めて国会議員として長い伝統のある日本のためにこの身をささげなければ、と思いました。

そのあとしばらく散策、アテネオリンピックのアジア予選でご一緒した長嶋茂雄監督や、東大の第二内科の先輩などともお会いしました。

あの山本太郎議員も見かけました。しかし、天皇陛下に対しあんなことをやっていたとは!

議員会館に戻った後知りました。

一国会議員が天皇陛下に直接手紙を渡す、決して許される行為ではないと思います。天皇陛下を政治利用すべきでないことはもちろん、国民の負託を受けた我々国会議員が踏まえるべき常識です。

ルール違反などというものを超えています。

同時に、私自身これからも、すべての行動に国会議員としての自覚と責任を持って当たらなければいけない、と改めて感じたのでした。