お盆が過ぎ、100年目の甲子園も閉幕しましたが、残暑が厳しい、暑い日が続いています。
消防庁によると、今年7月の熱中症による全国の救急搬送者数は2万4567人で、統計を取り始めた2008年以降、7月としては最多だったことがわかりました。このうち、約半数の1万2307人が65歳以上の方でした。
●熱中症は、予防が大事!
まず熱中症は、誰にでも起こる危険性があり、自分は大丈夫と思わないことです。そのうえで、熱中症の予防には、暑い時に無理な運動をしないことや、こまめに水分と塩分を補給することなどが大切です。気温だけではなく、湿度が高い時も要注意です。屋内ならエアコンを適切に使いましょう。
年齢を重ねると、暑さやのどの渇きを感じにくくなります。のどが渇いていなくても、時間を決めて水を飲むなどの工夫が必要です。また、風邪や下痢など体調が悪い時は熱中症になりやすいため、無理をしないようにしましょう。
●万が一、熱中症になってしまったら
フラフラする、吐き気がするなど症状が軽い場合は、日陰に移動して水分補給します。そういう時は血圧が下がっていることが多く、横になって両足を高い位置に上げること。嘔吐で水が飲めない時は、病院で点滴を受けることが必要です。
体温が40度くらいまで上がる、 意識がもうろうとしてうわごとを言うなどの症状が出たら、重症です。その場合、すぐに救急車を呼ばなくてはなりません。そして、重要なのは救急車が来るまでの間に身体を冷やすことです。日陰に移動させて、うちわや扇風機などで風を送ったり、氷があれば脇の下や首、股のつけ根など太い血管が走るところを冷やしたりしましょう。
まだまだ暑い日が続きますが、私も熱中症に気をつけながら、一生懸命に国会で活動し、地元・長野を回ろうと思います。
熱中症については過去にもブログに書いていますので、こちらも合わせてご覧ください。