自民党静岡県連女性部大会で「女性の健康」について話してきました

 17日、静岡で講演をさせていただきました。この日に開催された自民党静岡県連の女性部大会に自民党女性局副局長としてお招きいただき、女性の健康の包括的支援について、お話しをさせていただきました。

 世界一の長寿国となった日本ですが、これまでの日本では、健康増進対策が主に疾病を基本とするアプローチで進められ、女性の生涯にわたる健康という視点からの包括的な支援策が、必ずしも十分ではありませんでした。

 女性の自己実現と社会参加の推進に寄与することを目的として、平成26年1月、自民党にPTが発足。座長の髙階恵美子先生のもと、私は座長代理を務めています。

このPTでは、「女性の健康の包括的支援の実現に向けて<3つの提言>」と題して、政策をまとめました。

 1.生涯を通じた女性の健康支援の充実強化
 2.安全な出産環境の再構築
 3.女性の健康を包括的に支援する政策を推進する法的基盤と体制の整備

 この<3つの提言>をもとに法律案が作成され、平成26年6月、第186回国会に提出されました。翌年の衆議院解散により法案は一度廃案となりましたが、その後、この法案に対する様々な要望・議論をふまえ、一部修正を行った法案を作成。法案成立を目指して、私も走り回っています。

 女性の健康には、子供からお年寄りまで、そのライフステージに合わせた女性特有の変化に応じた支援を行うことが重要です。それには女性の健康に関する知識の普及や啓発を行い、多くの国民のみなさんに理解を深めていただくことが大切です。

 また保健、医療、福祉、教育、労働、男女共同参画社会の形成など、関連する施策との連携も重要です。働く女性、女性アスリート、主婦、母親、妻・・・女性が健康で、社会の中の様々な役割で活躍することは、少子高齢化社会を支え、一億総活躍社会を創る上で、とても大切な要素です。

 当日は200名を超える女性党員のみなさんが出席され、会場は熱気に包まれていました。私の話にも真剣に耳を傾けていただき、静岡県連女性部の活況を伺うことができました。

 今回のように多くの方に直接、政策や法案の重要性、必要性をお話しさせていただける機会は、大変ありがたいことです。女性局副局長として、今後も全力で取り組んでいきます。