中日新聞、「ハローお仕事」に掲載されました。
スポーツドクター、選手をベストの状態に。
先日JISSに取材に来てくれた子供記者たち、この中から一人でもスポーツドクターを目指してくれたらうれしいなあ。
しっかり勉強して、体も鍛えて、たくさんの経験をして、20年後にスポーツの現場で待ってるよ!
http://www.chunichi.co.jp/article/junior/hello/201210/CK2012100702000198.html
スポーツドクター小松裕(こまつ ゆたか)の公式ブログ。
中日新聞、「ハローお仕事」に掲載されました。
スポーツドクター、選手をベストの状態に。
先日JISSに取材に来てくれた子供記者たち、この中から一人でもスポーツドクターを目指してくれたらうれしいなあ。
しっかり勉強して、体も鍛えて、たくさんの経験をして、20年後にスポーツの現場で待ってるよ!
http://www.chunichi.co.jp/article/junior/hello/201210/CK2012100702000198.html
今日は、JISSで小学生記者たちから取材を受けました。
中日新聞、小中学生向けの「ジュニア中日」面の「ハローお仕事」コーナーの取材です。
読者から選ばれた、6人の小学生記者たち(5年生、6年生)が、台風の中、わざわざ愛知県や岐阜県からやってきてくれました。
「スポーツドクターはどんな仕事なんですか?」
「スポーツドクターになってよかったと思うことはどんなことですか?」
「ロンドンオリンピックで印象に残ったことは何ですか?」
などなど、たくさんの質問を受けました。
子供記者たちは、みんな、目がキラキラしていて素敵でした。
私も楽しい時間をすごさせてもらいました。
この中から、スポーツドクターを目指す子が一人でも出てくれたらうれしいなあ。
記事は、10月7日の中日新聞の朝刊に掲載される予定です。
「
パブリックプレスに掲載していただきました!
「スポーツ振興は最大の予防医療」、大切なのは「病気を知ろう」ではなくて「自分のからだを知ろう」ということ。
7月23日、ロンドンのリンピックへの出国の時に受けた取材記事がPRESIDENT Onlineに掲載されました。
http://president.jp/articles/-/6765?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed
ITmedia エグゼクティブに連載中のコラムが掲載されました。
「オリンピックの開会式とコンディショニング」
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1207/26/news005.html
私が初めてオリンピックの開会式に参加したのは16年前のアトランタオリンピック。
選手にとってはなかなか過酷な開会式ですが、今回のロンドンオリンピックでは選手たちの負担を減らすように様々な工夫をしてくれています。
4年に一度のたった一日に最高のコンディションで試合に臨まなければいけないオリンピック選手たち。
自分の体のことをよく理解し、そして我々にはまねできない「自己管理能力」
そして、20年前、バルセロナオリンピック前のあの偉大なオリンピック選手のことがよみがえります。
今日は第29回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会の特別企画、「アスリートと喘息セッション」に招かれ、大阪に行ってきました。
座長は今回の学会の会長でもある大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターの亀田誠先生。
第1部で私が「アスリートと喘息」の話をして、第2部で国立病院機構福岡病院の西間三馨先生と、ご存じスピードスケートの金メダリスト、清水宏保さんとの「アスリート対談、ぜんそくでもなんだってできる!~ぜんそくのこどもたちの夢を応援します~」と題したセッションでした。
私はトップアスリートでも喘息の選手がたくさんいること、JISSでの喘息に対する取り組み、喘息とアンチ・ドーピングのことなどを話しました。
また、清水さんを含め、多くの喘息アスリートたちが、喘息の正しい診断や治療のために力を貸してくれていることも紹介しました。
アスリートたちは、スポーツの力を理解し、社会のために自分が何をすべきか、常に考えて行動してくれています。
本当に素晴らしいと思います。
第2部でも、時にユーモアを交えた西間先生と清水さんの語りで、会場は大変盛り上がりました。
聞きながら私も、「やっぱり大阪で話をするときには、たくさんの笑いのネタを入れるべきだったな」と反省しました。
清水宏保さんとは本当に久しぶり、たぶん5年ぶりくらいかなあ。引退してもあの優しそうで精悍な顔つきは昔のままです。
自らの喘息の経験や、スポーツに対する思いを語り、会場を訪れたぜんそくの子供たちの夢を応援してくれました。
「喘息だったからこそ僕はオリンピックで金メダルがとれた」と語る清水さん。
「継続することが大変だった」との言葉には、長く競技をつづけてきた誇りも感じました。
こうやって、引退してからも、「スポーツに何ができるか」を常に考えて「世の中のために」行動してくれている姿には、本当に頭が下がります。
こういったスポーツ選手、スポーツ人に出会うたびに、スポーツをもっともっと応援したくなるのです。
清水さん、今日はあわただしかったけれど、今度ゆっくり飲みながらお話したいですね。
先日6月15日の夕方、NHKラジオ「私も一言!夕方ニュース」に出演してきました。
解説委員の谷田部雅嗣さんの進行で「オリンピックとスポーツドクター」について。
ケガや病気の治療だけではなくて、いろいろなことをしてるって話をしてきました。
ラジオのスタジオは、意外に普通で、ビックリ。
中学校の時の放送室を思い出しました。私は中学校時代、放送委員長だったのでした。
そういえば、いろいろな番組を作っていたなあ。今思うと結構独創的な放送委員長だったかもしれない。
緊張はしなかったけれど、短い言葉で的確に想いを伝えるのはやっぱり難しいですね。
あっという間の15分間でした。
オリンピックにおけるスポーツドクターの役割について、うまく伝わったかなあ。
放送直後に録音したCDをいただいたけれど、なんだか聞くのが怖くてまだ聞いていません。
まだまだ修行が足りませんな。
でもとても勉強になりました。
機会を与えてくださった谷田部さん、どうもありがとうございました。
ちょっと前になりますが、5月14日に「第196回生命科学フォーラム」が開催され、日本記者クラブで話をしてきました。
「オリンピックにおけるスポーツドクターの役割ースポーツ医療最前線ー」と題した講演。
聞いていただいたのは、医療ジャーナリストや新聞、雑誌の科学部の方たち。
講演の要旨はこんな感じ。
「スポーツドクター」というと、スポーツによるけがを治療する整形外科医を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実はスポーツドクターの仕事はとても幅広いものです。なぜなら、スポーツ医学自体がオリンピック選手やプロ選手などのトップアスリートの強化から、生活習慣病予防のための市民スポーツまで、すべてのスポーツにかかわる学問だからです。皆が生涯を通じて親しむべき多様な価値を持つスポーツ、そのスポーツに関わるすべての人たちを医学的にお手伝いするのがスポーツドクターということになります。
私のように、トップアスリートをサポートするチームドクターの役割を一言でいえば、「選手たちが最高のコンディションで練習や試合に臨むためのサポート」ということになります。オリンピックなどの国際競技大会では選手が体調を崩す原因の多くが内科的なものです。そこには、栄養、心理的なストレス、スケジュールなど様々な要素がかかわってきます。チームドクターは単なる「付き添い医者」ではありません。チームの一員として、日頃から選手や指導者、様々な役割のスタッフと信頼関係を築きながらスポーツを支えています。また、薬やサプリメントの管理など、アンチ・ドーピングにかかわることも大事な仕事です。
本講演では、ロンドンオリンピックに向けた国立スポーツ科学センター(JISS)での医学サポートの実際や、トップアスリートに対するスポーツドクターの役割について大会帯同の裏話も交えながら概説します。また、「スポーツとぜんそく」「アンチ・ドーピング」「熱中症」など最近のスポーツ医学のトピックスについてもお話しします。
最先端の医学とはちょっと遠い、泥臭い話をさせていただきましたが、みんな熱心に聞いてくださいました。
現場のスポーツドクターが何をしているのか、少しはわかっていただけたのではないかと思います。
そして、参加いただいた医療ジャーナリスト長田昭二さんのこんなブログを発見!
最先端の医学の話ではなかったので、「満足いただける話ができたかなあ」と、少し心配でもあったので、ちょっとうれしくなりました。
「選手が最高のパフォーマンスを発揮するために帯同する医師が、選手に気を遣わせたのでは本末転倒ですから」という言葉に、スポーツドクターとしてのプロ意識が感じられました。」と、ありがたいお言葉。
確かに、ちょっと恥ずかしいけれど、「プロ意識」を持って日々頑張っています。そして、その目指すところは「選手が勝つこと」「日本が強くなること」そして、「スポーツで世界中のみんなが元気になること」です。
長田さん、今度ゆっくりお話しさせてくださいね。