「講演・メディア情報」カテゴリーアーカイブ

小松裕先生の講演・メディア情報を随時掲載。

思い邪なし

 毎週火曜日に発行される自民党の機関紙「自由民主」。25日発行の第2717号(11月1日付)の「座右の銘」のコーナーで、私の座右の銘である「思い邪なし」が掲載されましたので、ご紹介します。

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 「思い邪(よこしま)なし」。これは幕末の名君、薩摩藩主 島津斉彬が座右の銘としていた論語の一節です。「心意正しく、邪悪の念がないこと。心情をありのままに発露して、少しの飾り気もないこと」という意味です。

 政治を志そうと考えた初心を忘れずに、真面目に謙虚に、邪念無く政治に取り組んでいきたい。この思いを胸に、初当選以来すべてに誠実に取り組んできました。

 かつて消化器内視鏡医として、またオリンピック選手たちを支えるスポーツドクターとして経験を積む中で、医学がどんなに進歩しても、それを支える社会の仕組みがしっかりとしていなければ、みんなが幸せにならないと感じました。医学だけでは解決できないことを政治で解決したい、スポーツの力を社会の力にしたい、と12年前に政治を志す決心をしました。この世界とは全く縁のなかった私でしたが、政治を学び、選挙の手伝いなどを地道に続けながら、きっと誰かが見ていてくれる、必ず道は拓ける、そう思いながら努めてきました。

 そして平成24年、長野一区の支部長公募に応募。選任され、直後に行われた総選挙に立候補し、初当選。「地道に頑張っている姿をみんなが見ていてくれたんだなあ」、そう感じました。

 医者時代も普通ではなかなかできないことをたくさん経験させていただきました。アトランタからロンドンまで5回のオリンピックに日本選手団の一員として参加したことや、東大病院で内視鏡チームをゼロから立ち上げて最先端の研究ができたことなど、それらは「目の前のことを一生懸命に頑張る」ことによって、多くの恩師との幸運な出会いを得て、拓かれていったものです。邪な心なく、すべてに誠実に取り組むことが、思いを遂げられる最善の道であると私は信じています。

 医師も政治家も、目指すところは同じです。「誰もが健康に、安心して暮らせる世の中を創ること」。その目標に向かって、「思い邪なし」の言葉を忘れずに、これからも一歩ずつ、地道に取り組んでいきたいと思います。

メンタルトレーニングについて陸上の井村久美子さんと対談

17日、日本メンタルトレーナー協会のイベントにお招きいただき、「トップアスリートとメンタルトレーニング」というテーマで、井村久美子さんと対談させていただきました。

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井村久美子さん(旧姓:池田)は北京五輪に出場したオリンピアンで、走り幅跳びの日本記録保持者(6m86)でもあります。現役引退後は「イムラアスリートアカデミー」を設立し、子供から大人まで、陸上競技を中心とした指導に取り組まれています。

これから日本のアスリートを支えるべく、日々研鑽に励んでいるメンタルトレーナーのみなさんに向けて、お話しさせていただきました。

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現役時代、大会当日の朝になると必ずお腹が痛くなっていたという井村さん。メンタルトレーナーである浮世満理子さんと出会い、メンタルトレーニングの重要性に気づいたそうです。

井村さんからは、陸上選手としてのご自身の経験から、

・メンタルトレーナーからたくさん話しかけてほしい選手もいれば、あまり話しかけてほしくない選手もいる。選手の特性に合わせたサポートが必要。
・選手はメンタルトレーナーの話を聴くよりも、自分の話を聴いてほしいと思っている。
・現役を引退し、現在は選手を指導する立場。選手時代の自分の方法論を押し付けるのではなく、ヒントを与え、自分で考えて練習に取り組めるようにしている。

などといったお話がありました。

また私からは、スポーツドクターとしてこれまで帯同した5度のオリンピックでのエピソードなどを交えながら、

・メンタルトレーナーは、アスリートの「不安を取り除く」ことが仕事。
・そのために、ふだんからコミュニケーションを取って、信頼関係を築くことが重要。近すぎず、遠すぎず、状況を見ながら適度な距離感が大事。
・選手にアドバイスをするときも、技術的な助言は監督やコーチに任せ、あくまでも心理的な助言に徹すること。その際、選手の気持ちに配慮し、選手が自分から話しやすい環境を整えることが大切。

といった話をさせていただきました。

対談の最後に、お互いの今後の展望を話しました。
井村さんからは「『周りの人を大事にする人』を育てていきたい」というお話がありました。素晴らしいですね。もちろん私も応援しますよ。

私からは、2020年東京オリパラに向けた準備にこれからも積極的に取り組むこと。また東京オリパラが終わった後も、スポーツの素晴らしを次の世代へ伝えていけるように、スポーツを支える一員として努力していきたいことをお伝えしました。

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スポーツの世界にはアスリートを支える監督やコーチ、トレーナー、メンタル、栄養、ドクターなど、さまざまな専門家がいます。その誰もが、それぞれの立場で、力を尽くしていくことが大切です。私も国会議員の立場で、スポーツドクターとしての経験を活かしながら、「スポーツの力で社会を元気にする」ために、これからも取り組んでいきます。

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【お知らせ】メールマガジンを始めました

国会議員として国政の場で活動を始めてから、今年で4年目を迎えました。
新たな取り組みとして、メールマガジンの発行を始めました。

私はこれまでも、ブログやフェイスブック、ツイッターなどSNSを活用しながら、国民のみなさんに国会議員の仕事について発信し、その理解が少しでも深まるよう、努めてまいりました。

「メディアになかなか取り上げてもらえない」と嘆いたり、「偏向報道だ」と憤ったりするよりも、国会議員ひとり一人が、自分たちの日頃の活動を国民のみなさんに自ら発信し、理解と賛同を得られるよう努力していくことが大事です。

今年はさらにメルマガを活用し、国会の動きや国政の現場を経験して感じたこと、地元・北信の話題などをわかりやすくお伝えしてまいります。

メルマガの配信をご希望される方は、ご住所、お名前、電話番号、メールアドレスを明記の上、office@komatsuyutaka.comまでメールを送りください。

ご質問、ご感想などもお気軽にお寄せください。
どうぞよろしくお願い致します。

【お知らせ】ホームページをリニューアルしました

いつも小松ゆたかのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
この度、ホームページをリニューアルしましたので、お知らせします。

今回のリニューアルでは、より快適にホームページをご覧いただけるように、情報を整理し、すっきりとした、わかりやすく見やすいレイアウトに変更しました。

また、新たに設けた「私の志」というページでは、あらためて、医師から政治家を志した経緯と、政治家としての私の決意を書きました。

今でも、多くの方から「どうして医者から政治家を志したんですか?」という質問を受けます。

医者という仕事も、十分にやりがいのある仕事でした。そんな中で、なぜ政治を志したのか。
医学も政治も、目指すところは同じ。そしてみんなの命を守るために、政治もとてもやりがいのある世界。

そんな私の想いを、ぜひ読んでください。

その他、「プロフィール」のページでは幼少期から現在に至るまでの写真とエピソードを、「政治家として」のページではこれまで国会の委員会で行った質問の議事録を追加掲載しております。こちらも合わせてぜひご覧ください。

これからもホームページを通して、小松ゆたかのさまざまな活動をみなさまにお届けし、みなさまと小松ゆたかの絆を深めることを目指してまいります。

子育て応援マガジン「monami」に掲載されました!

北信地域を中心に配布されているフリーペーパー、子育て応援月刊マガジン「monami」(モナミ)の8月号に、私のインタビュー記事が掲載されました。

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医療や子育て施策について、オリンピック選手をサポートしたスポーツドクターとしての経験や、また私自身の3人の子育て経験をもとにお話ししました。

「monami」は、主に北信地域の図書館や書店、子育て支援センター、保育園、幼稚園、スーパーなどで、無料で配布されています。もし見かけたらぜひお手に取って読んでみてくださいね。

みなさんからの感想も、お待ちしています!

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「永田町から見る医療:消化器専門医が新人議員になって」

9月14日土曜日に日本消化器病学会関東支部第326回例会が開催されました。

当番会長である埼玉医科大学の持田智教授から依頼を受け、「永田町から見る医療:消化器専門医が新人議員になって」と題した特別講演を行ってきました。

消化器病学会で発表するのは8年ぶりです。

会場には東大病院時代にお世話になった先生方がたくさん。

もちろんかわいい後輩たちもたくさん駆けつけてくれました。

私も若いころ、肝臓の「類洞壁細胞」の研究を行っていた時期がありました。

その分野で昔から日本の第一人者として活躍してこられた持田先生、このような機会を与えていただき、ありがとうございました。

約一時間、なぜ消化器内科医の私が政治の世界を志したのか、スポーツの世界に移ってから行ってきたこと、そして医学の臨床や研究の現場にいたからこそ政治の世界に伝えることができる私の役割など、お話しさせていただきました。

医学も政治も、「みんなが元気で幸せに生きる」という目指すところは同じです。

まだまだ問題が多い、医療の現状や研修医制度・専門医制度、医学研究の特殊性、医学部教育と卒後教育、女性医師の活躍支援など、私がやらなければいけないと思っていることを話しました。

そして、医療の現場の問題点についてこれからも積極的に政治の世界に伝える努力をしてほしい、とお願いしました。

集まってくださった先輩の先生方、久しぶりのお会いできてうれしかったです。

どうもありがとうございました。

これからも医療の現場と政治の世界の架け橋になる努力を続けていきます。

ぜひ、またゆっくりと話を聞かせてください。

「希望に満ちた地域の再生のために」

2月15日の長野経済新聞に拙文が掲載されました。

皆様におかれましては、新しい年が希望に満ちて始まったこととお喜び申し上げます。

私事ながら昨年は激動の一年であったと思い出します。夏のロンドンオリンピックに日本代表の本部ドクターとして帯同し、国民に勇気と感動を与えるその一端に携わることが出来ましたことは本当に嬉しいものでありました。そして秋も深まった十月末、自民党の公募で長野一区の支部長に選任され、「さあ選挙区をくまなく回って自民党への支援を訴えよう」と決意を新たにした途端、衆議院が解散され総選挙になだれ込んでいくこととなり、短い時間にもかかわらず皆様からの大きなご支援を賜り、お陰様で衆議院議員として皆様方の声を国政に伝えるという重責を担うこととなりました。本当にお世話になりました。心より御礼申し上げます。

年が明けて直ぐに補正予算と来年度予算の編成、そして税制改正に与党議員の一員として様々な会議に出席し、活発な議論を目の当たりにしております。そこにあるのは日本を良くしなければならない、国民の幸せのために何をしなければならないのかという意識と責任感であります。今、日本のため国民のために最も大切なことは、長く続くデフレスパイラルに陥った日本経済を立て直すこと、景気を良くすることと明確に目標を立て、その為に全ての政策を総動員するという、はっきりとした指針があって安倍政権はスタートを切っております。この明確な政権の意思のために東証株価は上昇基調を続け、円レートは過度な円高から脱却しています。改めて政治というものの力、政治家が責任感を示して決断をすれば結果は自ずから付いてくるものだと云うことを実感しています。

安倍総理大臣はこの通常国会の所信表明演説でこの様に述べています。「今ここにある危機を突破し、未来を切りひらいていく覚悟を共に分かち合おうではありませんか。強い日本をつくるのは、ほかの誰でもありません。私たち自身です。」

私も衆議院議員の一人として、そして皆様の代表として、皆様の声に真摯に耳を傾け、強い日本、希望に満ちた地域の再生のために、皆様と共に精一杯頑張って参ります。本年平成二十五年が日本復活、地域再生の始まりであったと刻まれる年になるよう一生懸命努めて参ります。最後になりましたが皆様お一人お一人にとって本年が幸多き年となることを心よりお祈り申し上げます。

衆議院議員 小松 裕

小松ゆたか事務所開きにたくさんのメディア取材がありました

11月23日11:30~、小松ゆたか事務所の事務所開きがあり、

たくさんのメディアの方々に取材していただきました。

知名度もここ北信ではまだまだな私ですが、たくさんの取材に感謝!

左から参議院の吉田博美先生、小松ゆたか、小坂憲次先生、若林健太先生

 

参議院の小坂憲次先生、若林健太先生、吉田博美先生、大先生方がかけつけてくださいました。

北信から日本を変える、自由民主党が日本を守る。

寒い中、多くの方に来ていただき、身の引き締まる事務所開きでした。

今日は日本でも珍しい11月の花火大会、長野えびす講煙火大会で、

皆さん寒さの厳しい中、集まっていただき、

本当に感謝、感謝です!

皆さんの熱い激励に思わず武者震いして、

拳に力が入りました!

 

必ず、勝利して恩返ししなければ!

必死で頑張ります。

オリンピックの魔物を払いのけてメダルをつかんだ選手たち

ITmediaエグゼクティブに連載中のコラム、掲載されました。

「オリンピックの魔物を払いのけてメダルをつかんだ選手たち」

http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1210/16/news015.html

史上最多のメダルを獲得したロンドンオリンピックの日本選手団。大会中、選手たちの身近にいて、改めて彼らはただ者ではないと実感しました。