地方の医師偏在、2020にむけたアンチ・ドーピング体制について質問に立ちました

 2日、厚生労働委員会で質問に立ちました。この日は新たな専門医制度と医師の偏在について、また東京2020オリパラにむけたアンチ・ドーピングについて、質問を行いました。

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 導入が検討されている新専門医制度について、私はかねてから、これがさらなる医師の地域偏在や、診療科偏在を招きかねないと懸念を述べてきました。

 新専門医制度は、現在100種類以上ある専門医の質の確保と信頼性の向上を目的として、研修を終えた医師を「専門医」として認定する仕組みです。専門医の認定については、これまでの学会ごとの認定から、2014年に発足した第三者機関の日本専門医機構が行うことになります。

 ただ、養成の中心になる基幹施設や専門医が、症例や情報の多い大都市の大学病院や高度急性期病院に集中し、地方の中小病院などは医師の確保ができにくくなり、その結果、医師の地域偏在、診療科偏在が生じる懸念があります。

 今年の6月、医師会と四病院団体協議会も、医師の偏在が深刻化する恐れがあるとして、導入延期を含めた見直しを求める意見書を公表。塩崎恭久 厚生労働大臣は、その趣旨を受け容れる旨の談話を発表しています。

 特に医師の地域偏在については、年々状況が深刻化しています。地元の飯山赤十字病院では、今年の4月から常勤の産科医がいなくなり、お産が休止したままです。産科医確保にむけて、関係機関と協力しながら私も奔走していますが、まだ解決には至っていません。

 厚生労働省にはこのような実情を踏まえ、医師偏在を助長しないよう地域医療についてもより一層の配慮を求めました。

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 続いて、東京2020オリパラにむけたアンチ・ドーピングについて質問しました。

 アンチ・ドーピングの推進については、今年の2月25日に予算委員会の第4分科会でも質問しています。このときは文部科学省の取り組みに対する質問でしたが、今回はより関係の深い厚生労働省に対して質問を行いました。

 4年後に迫った東京大会にむけて、医師や薬剤師がドーピング禁止物質に関する知識がないために、アスリートにドーピング違反をさせるようなことがあってはなりません。

 このような事態を防止するため、全国の医師や薬剤師に、ドーピング禁止物質や禁止方法に関する知識を身につけてもらうようにする必要があります。そのための啓発活動や大学等を卒業した後の教育について、厚労省には文科省やスポーツ庁と連携しながら、しっかりと取り組むよう求めました。

 日本は過去のオリパラ大会で、一人もドーピング違反者を出していません。またこれまでの国際的なアンチ・ドーピング活動にも積極的に貢献しており、高い評価を受けています。

 ドーピング防止活動において最も重要かつ効果的なのは、教育と啓発です。アスリートはもちろんのこと、コーチ等の支援者、ひいては国民全体にドーピング防止活動の重要性に対する認識を深めること、教育・啓発活動を推進していくことが大事です。

 アンチ・ドーピングの理念と活動が東京2020オリパラのレガシーとして日本に定着するよう、ドクターとしてオリンピックに5回帯同したこれまでの経験を活かして、これからも積極的に取り組んでいきます。

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【お知らせ】厚生労働委員会で質問に立ちます

 11月2日(水)、小松ゆたかは衆議院厚生労働委員会で質問に立ちます。

 今回の委員会では、

  ・医師の偏在と新たな専門医制度について

  ・東京2020オリンピック・パラリンピックにむけたアンチ・ドーピングについて

 質問を行います。

 飯山赤十字病院のことについても話します。

 質問時刻は、午前9時40分から30分間を予定しています。

 当日は、こちらのサイト「衆議院インターネット審議中継」から質問のようすをご覧いただくことができます。

 質問の内容につきましては、後日このブログでお知らせ致します。

「小松ゆたかを囲む会」を開催させていただきました

 28日、東京で「小松ゆたかを囲む会」としてパーティーを開催させていただきました。当日は医師時代の恩師や同僚、高校や大学の同級生、スポーツでお世話になった方々、また地元の長野からもお集まりいただきました。お忙しい中、足を運んでいただき、本当にありがとうございました。

 冒頭、この日に薨去された三笠宮崇仁親王殿下と、21日に亡くなられた小坂憲次先生に哀悼の意を表し、黙祷を捧げました。

 額賀福志郎先生、茂木敏充 政調会長、竹下亘 国対委員長、加藤勝信 一億総活躍担当大臣、後藤茂之 長野県連会長をはじめ、多くの先輩議員から激励の言葉をいただきました。

▼額賀福志郎先生よりご挨拶をいただきました
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 ロンドン、リオと2大会連続で銅メダルの三宅宏実選手のお父さんで、日本ウエイトリフティング協会の三宅義行会長からは、私のスポーツドクター時代の仕事についてご紹介をいただきました。先生方のお言葉に期待と責任を感じ、身が引き締まる思いでした。

▼三宅義行 日本ウエイトリフティング協会会長
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▼後藤茂之 自民党長野県連会長より乾杯のご発声をいただきました
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 当日は久しぶりにお会いする方も多く、いろいろなお話しをさせていただき、励ましや応援の言葉をかけていただきました。あらためて本当に多くの方々に支えられて議員活動をさせていただいていることを実感しました。

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 これからも多くの人たちに応援してもらえる人間であり続けられるよう、謙虚な姿勢で努力を重ねていきたいと思います。また初心を忘れず、政治を志した気持ちを持ち続けながら、一人でも多くの国民のみなさんが健康で元気に暮らせるよう、自分の力を尽くしていきたいと思います。

 パーティーの開催にあたっては、準備から当日の運営まで、本当に多くの方にご協力いただきました。あらためて御礼申し上げます。

 みなさん、本当にありがとうございました。

思い邪なし

 毎週火曜日に発行される自民党の機関紙「自由民主」。25日発行の第2717号(11月1日付)の「座右の銘」のコーナーで、私の座右の銘である「思い邪なし」が掲載されましたので、ご紹介します。

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 「思い邪(よこしま)なし」。これは幕末の名君、薩摩藩主 島津斉彬が座右の銘としていた論語の一節です。「心意正しく、邪悪の念がないこと。心情をありのままに発露して、少しの飾り気もないこと」という意味です。

 政治を志そうと考えた初心を忘れずに、真面目に謙虚に、邪念無く政治に取り組んでいきたい。この思いを胸に、初当選以来すべてに誠実に取り組んできました。

 かつて消化器内視鏡医として、またオリンピック選手たちを支えるスポーツドクターとして経験を積む中で、医学がどんなに進歩しても、それを支える社会の仕組みがしっかりとしていなければ、みんなが幸せにならないと感じました。医学だけでは解決できないことを政治で解決したい、スポーツの力を社会の力にしたい、と12年前に政治を志す決心をしました。この世界とは全く縁のなかった私でしたが、政治を学び、選挙の手伝いなどを地道に続けながら、きっと誰かが見ていてくれる、必ず道は拓ける、そう思いながら努めてきました。

 そして平成24年、長野一区の支部長公募に応募。選任され、直後に行われた総選挙に立候補し、初当選。「地道に頑張っている姿をみんなが見ていてくれたんだなあ」、そう感じました。

 医者時代も普通ではなかなかできないことをたくさん経験させていただきました。アトランタからロンドンまで5回のオリンピックに日本選手団の一員として参加したことや、東大病院で内視鏡チームをゼロから立ち上げて最先端の研究ができたことなど、それらは「目の前のことを一生懸命に頑張る」ことによって、多くの恩師との幸運な出会いを得て、拓かれていったものです。邪な心なく、すべてに誠実に取り組むことが、思いを遂げられる最善の道であると私は信じています。

 医師も政治家も、目指すところは同じです。「誰もが健康に、安心して暮らせる世の中を創ること」。その目標に向かって、「思い邪なし」の言葉を忘れずに、これからも一歩ずつ、地道に取り組んでいきたいと思います。

砂防議連の事務局次長に就任しました

 18日、「自民党砂防事業促進議員連盟」が開催されました。この議連は、先輩の小坂憲次先生が長く会長を務めてこられたものです。この度、新たに岩手の鈴木俊一先生が会長に就任されるにあたり、私も事務局次長に任命されることになりました。伝統ある議連の役員を拝命することを光栄に思っています。

 最近の異常気象といわれる中で、今年も多くの巨大台風が日本列島を襲いました。また突然の集中豪雨などによって、私たちの生命や財産が危険にさらされることも多くなっています。特に長野県は、急峻な地形と、山から直接流れ出す河川を抱えているため、水をいかに治めるかが長年にわたる課題となってきました。

 水の怖さは計り知れないものです。泥棒は金品だけをとっていく。火事はさらに家屋までをとっていく。しかし水は地べたまでをとっていくと、水の恐ろしさはいわれています。政治にとって、水を治めることは最も大切なことなのです。

 その中で、砂防事業は住民の生命財産を土石流から守る、大変重要な事業といえます。長野県は砂防事業発祥の地ともいわれています。長い歴史において、この危険な地形のなかでいかに安全に安心して暮らしていけるかを、砂防事業とともに培ってきているのです。

 今後は「防災」だけではなく、予断を許すことのできない急激な異常気象による災害に備える「減災」という観点からも、着実に砂防事業を促進していかなければなりません。

 長野県選出の国会議員として、砂防議連の役員の一人に名を連ねることができたのは、とても有難いことです。今後も安全で、安心して暮らすことのできる郷土のために、がんばってまいります。

自民党の総務会

 臨時国会2日目の27日、総務会に出席しました。総務会は、常設のものとしては党の最高意思決定機関です。党の政策や運営、国会活動に関する重要な事項について、審議決定しています。

 総務会のメンバーは「総務」と呼ばれ、定員は25名。総務会は原則として毎週火曜日と金曜日に開催されます。

 総務会では、国会に提出される法案などの審議と最終決定が行われます。そして議題の終了後には、様々な意見が交わされます。前回の総務会では、憲法改正や天皇陛下の生前退位についての議論がありました。

 今回の予算委員会でも時々登場した「憲法改正草案」、これは自民党が野党時代に作られたもので、私も含め、多くの自民党議員はこの議論に参加していません。また陛下の生前退位にかかる法整備についても、自民党では議論が行われていません。これらについて、自民党内でも、もっとしっかりとした議論を行うべきだ、という意見が出されました。私もその通りだと感じました。

 この様な根本的な意見が出ることが重要であり、自民党の政権党としての能力といえるのだと思います。私もその一員として役割を果たしていきます。

 マスコミの報道では、「官邸主導」「政高党低」といった表現で、自民党内は何でも上意下達、幅広い議論が行われていないような印象を受けがちですが、決してそのようなことはありません。

 総務会では、活発な意見が出されます。多様な意見を許容し、幅広い議論と手続きのもと、合意形成を行う。そして一度決定したことには納得して、政策の実現に向けて全力で働く。これが自由民主党の伝統です。

 総務の一員として、このような議論の場に同席できるのは大変ありがたいことです。私もしっかりと勉強し、意見していきたいと思います。

「農民の健康を創る会」で知多半島へ視察

 1日、自民党の「農民の健康を創る会」の視察で、JA愛知厚生連の知多厚生病院へ訪問しました。今回の視察には、会長の宮腰光寛先生と、事務局長で同じ長野県の宮下一郎先生が参加されました。

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 知多厚生病院は愛知県の知多半島南部に位置し、急性期医療や救急医療の拠点病院です。また2002年からは離島医療を支援する「へき地医療拠点病院」として、離島である篠島に診療所を開設し、離島医療にも取り組んでいます。

 今回の視察では、海上タクシーでこの篠島診療所にも訪問しました。篠島は人口約1,700人。知多病院はこの診療所に、平日は毎日交代で医師を派遣し、離島研修など地域医療研修にも積極的に取り組んでいます。

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 当日は、毎月実施されている「健康教室」の様子を見学しました。「肺炎の予防」について、研修医の先生が講演。わかりやすく丁寧に説明され、参加者のみなさんも真剣に耳を傾けていらっしゃいました。

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 知多病院ではJA愛知厚生連や知多病院の職員の方から様々な健康づくりのアイデアをお聞きしました。またJAや厚生連病院の組織論や将来像についても意見交換。健康長寿長野県においても、厚生連の果たす役割は大きいです。

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 初当選から毎年参加している、この「農民の健康を創る会」の視察。新潟の佐渡へ視察に行った際、宮腰会長からお聞きした「自民党の原点は現場主義」という言葉を胸に、直接現場に足を運び、自分の目で見て、現場の声に耳を傾けることの大切さをあらためて感じています。

 どんな地域でも、そこに住む誰もが安心して医療を受けられることは、とても重要なことです。医師の地域偏在や診療科偏在を解消するため、厚生労働省、農林水産省とも連携しながら、今後も努力していきます。

 翌2日、長野市で北信5農協の合併による新生「JAながの」の発足式が行われ、私も出席しました。その会場で、前日に視察でお会いした、JAあいち知多の前田組合長とまさかの再会。なんとJAあいち知多とJAながのは姉妹JAで、招待され、出席したとのこと。いろいろなご縁を感じた視察でした。

国会対策副委員長に就任しました

 8月下旬、自民党では人事が行われました。

 私は国会対策副委員長と、厚生労働部会長代理、また「総務」とよばれる総務会のメンバーを務めることになりました。

 国会対策委員会とは、国会に提出された各種法案を円滑に成立させるため、本会議や委員会の日程等を与野党間で協議する場です。副委員長は、竹下亘委員長を補佐し、与野党間の調整に奔走する、いわば「縁の下の力持ち」。かねてから、私が希望していたポストです。

 初当選から一貫して所属してきた厚生労働部会では、とかしきなおみ部会長に指名を頂き、部会長代理を務めます。大変に課題の多い担当となりますが、それだけにやりがいのあるポストです。持続可能で質の高い社会保障政策や、健康長寿社会の実現、また障がい者スポーツへの支援や、2020東京を通じた、社会的弱者にやさしいユニバーサル社会の形成などにも力を尽くしていきます。

 総務会は、党大会・両院議員総会に次ぐ自民党の意思決定機関で、常設のものとしては最高意思決定機関です。25名の「総務」によって構成されており、党の運営や提出法案など国会活動に関する重要事項を審議決定する、重い役職です。

 これらの新しい役職に就いたことから、早速、提出法案を準備している省庁や関係団体から、説明を受ける毎日になっています。

 9月26日に召集される予定の臨時国会は、第2次補正予算やTPP承認案等、様々なやるべき課題があります。責任感と緊張感を持って、これからも自民党の政策立案に積極的に取り組んでいきたいと思います。

Rio2016、オリンピックの熱戦が続きます

毎日熱戦が繰り広げられているリオオリンピック、選手たちの頑張っている姿を毎日見ながら「スポーツの力」を感じています。

実はオリンピックを日本でテレビ観戦するのは24年ぶりです。

1996年のアトランタオリンピック以降2012年のロンドンオリンピックまで、野球やソフトボールのチームドクターや日本選手団本部ドクターとして、ずーっと選手村や競技会場にいたからです。

国会議員になって頑張って取り組んできたスポーツ庁も創設され、初めてのオリパラでもあります。

4年前のロンドンでは、現在スポーツ庁長官の鈴木大地さんとも一緒でした。
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体操も水泳も柔道も卓球も、みんなみんな素晴らしいぞ。

善光寺大勧進で坊さんとして修業を積みながら練習してたカヌーの矢澤一輝もよく頑張った。

テニスの錦織圭もおめでとう。これはロンドンオリンピックの開会式での写真。

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競技はまだまだ続きます、みんな精一杯、自分のすべてを出して頑張ってね。

下記は4年前のロンドンオリンピック帯同時のブログです。時間があったら読んでくださいね。

ロンドンオリンピック帯同記、その1
オリンピックの開会式とコンディショニング
ロンドンオリンピック帯同記、その2
ロンドンオリンピック帯同記、その3
ロンドンオリンピック帯同記、その4
自分の体のことを知ろう。そうすれば、もっと強くなる
ロンドンオリンピック帯同記、その6
ロンドンオリンピック帯同記、その7

あたたかいご支援、ありがとうございました。

 7月10日、第24回参議院議員選挙が行われました。
 これまでの二人区から一人区となり、激戦となった長野県区で、自民党公認候補として最後まで戦い抜いた若林けんた先生。

 自民党の総力を結集し、私も全力を尽くして戦いましたが、一歩及ばず、議席を失う結果となりました。

 選挙戦では、本当に多くの方からご支援・ご協力をいただきました。皆様からのお力添えのおかげで、最後まで戦い抜くことができました。1区選対本部長として、心から御礼申し上げます。みなさん、本当にありがとうございました。

 今回の選挙戦は、長野県選挙区としては大変残念な結果となりました。しかし、政権を引き続き託していただいた責任を負って、この選挙を通じてお約束した政策を着実に実行していくことが、何より大切なことです。

 皆様の期待に応えるよう、これからもがんばっていきます。
 引き続き、あたたかいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

自由民主党長野県第一選挙区支部
支部長 衆議院議員 小松ゆたか