月別アーカイブ: 2014年12月

二度目の当選、本当にありがとうございました!

多くの皆様のお力をいただき、再び国会で仕事をさせてもらえることになりました。

この2年間、そして選挙期間中大きなお力をいただいたすべての皆様に深く感謝を申し上げます。

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急な解散で短い選挙戦の中、後援会医療部会の皆様、小坂憲次先生、若林健太先生、それぞれの後援会の皆様、県議や市議の先生がた、そして友党・公明党の皆様がた、本当に大きなご支援をいただき、私の心の支えとなりました。12日間、心も体もとても元気に最後まで悔いなく戦うことができました。本当にありがとうございました。

しかし、目標にしていた選挙区での当選を果たすことはできませんでした。申し訳ありません。すべて私の不徳の致すところでございます。

この選挙戦を戦いながら、これからやるべきところも見えてきました。前回の2年前はとにかく無我夢中、しかし今回は冷静に周りを見ることもできました。この2年間でできていなかったこと、これからすぐにやらなければいけないことも見えてきました。選挙戦そのものについても、自分としての反省点がいくつかあります。

当選できたからよかった、というのではなく、今年中にはしっかりと総括して、次こそは選挙区で当選できるように、作戦を立てて地盤固めをしてゆきたいと思います。

当選の翌日、15日の朝には上松の五差路で西沢まさたか県議と一緒にお礼の街頭演説を行いました。

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この五差路は2年前公募で候補者に選んでもらった後、初めて街頭演説を行った場所、私の政治活動の原点です。

感謝の気持ちを噛みしめながら、政治を志した初心を忘れることなく、これからも誠実に政治に向かていくことを誓いました。

皆様、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。

 

 

小松ゆたかの政策「スポーツの力で地域を、日本を元気にする。スポーツ庁の創設を」

私は長くスポーツドクターとしてトップアスリートを支える仕事もしてきました。

初めて行ったオリンピックが1996年のアトランタオリンピック、野球のチームドクターとして帯同しました。2000年のシドニー、2004年のアテネはソフトボールのチームドクター、2008年の北京は再び野球・星野ジャパンのチームドクター、2012年のロンドンは日本選手団の本部ドクターとして帯同しました。

2005年からは国立スポーツ科学センターですべてのオリンピック選手たちを支え、レスリング、体操の世界選手権には毎年帯同しました。野球のワールドベースボールクラッシックも2回帯同しました。

チームドクターとして、選手たちに近すぎず遠すぎずの距離感を保ちながら、チームの一員として、選手たちが万全の体調で練習や試合に臨むことができるように、裏方として支えました。

一流の選手たち、一流の指導者たちと日々接しながら、スポーツの価値、スポーツの力を強く感じました。

一流選手たちを支え、それを見て、みんながスポーツの素晴らしさ・価値を感じ、それが日本の力になる、これも政治を志すきっかけとなりました。

2020年に東京オリンピックパラリンピックが決まり、これだけで終わらせない、これを契機にスポーツの力を社会の力にしたい。このために現在「スポーツ庁創設」に役割を与えていただき、頑張っています。

スポーツ庁は決してオリンピック選手のためのものではありません。子供からお年寄りまでスポーツの力で元気になる、その仕組みを創ってゆきます。

パラリンピックもしっかり支援して、障がい者スポーツへの支援を通じて、障がい者の方やや弱者に優しい社会を創ってゆきます。

AC長野パルセイロは残念ながらJ2昇格はならなかったけれど、何度も応援に行って、地域が元気になるためのスポーツの力を感じました。オリンピックも開催したNAGANOです。スポーツの力をこれからも北信から発信します。

明日は、選挙戦最終日です。

とってもお世話になった、全日本ソフトボールの元監督・宇津木妙子さんも午前中に長野に応援に来てくれます。善光寺あたりを一緒に歩き、11時から八十二銀行大門支店前で一緒に街頭演説します。

そして私のスポーツ医学の師匠、増島篤先生から今回の選挙で頂いた宮本武蔵の「戦気 寒流月帯びて澄めること鏡の如し」の書、この心構えで、今回の選挙戦ってきました。

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そして、日本酒「勝駒」

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今日はこれをちょっとだけ飲んで、最終日への気合いを入れます。

明日も必死で頑張ります!

 

 

 

 

 

小松ゆたかの政策「みんなが安心して暮らすことのできる社会保障制度を充実させる」

「みんなが心も体も元気に暮らすことができる社会を創りたい」

長く医療の現場で医者として働きながら、医学では解決できない社会の仕組みや、医学の進歩を生かすことのできる仕組みを創りたい、と強く感じ、ちょうど十年前に私が本気で純粋な気持ちで政治を志した時の思いです。

先日の県内世論調査を見ても、今回の衆議院選で重視するものは何か、という問いに対する回答でも「景気回復、雇用」と答えた方が23.1%、それ以上に「年金医療などの社会保障」と答えた方が32.6%もいました。

安心して暮らすことのできる社会保障制度をを政治に求めている方がとても多いことがわかります。

しかし、景気や経済と社会保障制度はとても関係があることです。

これからの高齢化社旗を迎え、持続可能な社会保障制度を維持するためには、どうしても財源が必要です。

借金をして、将来の子供たちにつけを回すことはできないのです。

同時に、みんなで支えあい、助け合いながら、効率的な社会保障制度の仕組みを創っていくことも重要です。

たとえば、長野県は男女とも日本一長寿ですが医療費が高いわけではない。特に、一人当たりの老人医療費は一番高い県に比べ半分近くです。

みんなで支えあい、健康を学び、健康を創ってきた北信です。

私の初めての厚生労働委員会での質問も、須坂の保健補導員の取り組みについてでした。このような取り組み、仕組みを全国に広げていくことも私の役割だと思ってます。

そして、喫緊の課題が「少子化対策」です。これも都会とは違う、北信独自の取り組みが必要です。医療や教育などの環境を整え、人の定住につなげなければいけません。子育て支援と同時に、都会へ行った若者が帰ってくる政策や、若者が北信に残る仕組み、そして子供たちがこの美しいふるさと信州を大好きになる教育も大事です。

一言で「社会保障制度」を充実させるといっても、様々な分野にわたる政策を総合的に戦略的に立ててゆく、そして目先のことだけではなく、長い目で見たじっくりと腰を据えた政策が必要だと思います。

 

 

みんなが安心して

小松ゆたかの政策「景気回復、地方創生、すべてに責任を持って取り組む」

選挙も終盤戦となりました。

連日、できるだけ多くの方に街頭や会合などで小松裕の思いや政策を訴えかけています。

ネットの活用も、毎日ツイッター、フェイスブックで活動を報告していますが、ブログを書く時間がほとんどありませんでした。

最終日まで、できるだけ小松ゆたかの政策や訴えを書いていきたいと思います。

今日はその1、インタビューに答えています。

 

1、経済再生、景気回復の効果をどのように地方に波及させるか

金融政策などは即効性があったが、3本目の矢、成長戦略はある程度の時間が必要だ。

その加速度を上げるために成立させたのが地方創生法案。この基本法案に肉付けし、地方への波及を加速させて、地域でも実感できる景気回復に責任と覚悟を持って取り組んでゆく。

 

2、10%への消費税再増税を1年半先送りしたことについて

景気回復への道筋を確実なものにするため、経済状況を総合的に判断して延期したことは評価する。

社会保障の安定的な財源や財政再建は必要であり、2017年4月には引き上げると国内外に約束した。与党として、消費税を10%に上げられる景気回復に責任を持って取り組む。

 

3、集団的自衛権に関する閣議決定や特定秘密保護法について

戦争ができる国にするのでなく、曖昧だった部分や、できることとできないことを整理した。

平和主義を基本とする戦後日本の立場を変えるものではない。これからも丁寧に説明してゆく。

 

4、議員の定数削減、選挙制度改革について

国民との約束であり実現すべく努力してゆく。国会議員の定数や選挙制度は民主主義の基盤であり、多数決で決めるべきではない。

少数政党も合意できるよう丁寧に議論を続けていく。

 

5、地方創生にどのように具体的に取り組むか

公共投資などの予算配分では限界がある。個人や中小企業への税制などの優遇政策、例えば法人税の優遇措置なども視野に入れていく。

子育て支援一つとっても大都市と地方は求められる政策が異なる。軸足を大都市に置くのではなく地方に置き、地方の声を国の政策に反映する。

 

6、原発再稼働について、福島原発事故の教訓をどのように生かすのか

教訓を生かしていかなければいけない。

事故の教訓を踏まえた厳しい基準を設け、安全であると判断した原発を再稼働することは妥当と考える。しかし同時に、万が一に備えた安全対策、避難対策なども万全にしてから再稼働すべき。

長期的には、技術革新により、より安全で地球に優しい温暖化防止にも寄与できるエネルギーに変えていく必要がある。しかし、現時点での電力の安定供給を考えれば、すぐに原発をゼロにすると言うことはことは無責任だ。ゼロを目指して努力してゆく。

 

7、憲法改正について、憲法9条についての考えは

憲法制定から70年近くがたち、この間日本の繁栄と平和を築いてきた日本国憲法の精神は尊重されるべきである。しかし、当時は想定していなかった社会の変化も起こっている。

環境権やプライバシー権など加えるべき点、修正すべき点はある。

二度と戦争をせず、平和な世界をつくるために憲法9条は日本国民の大事な精神。現時点では変える必要はないと考えている。

 

8、環太平洋連携協定(TPP)交渉について日本としてどう対応するか

コメや麦などの農産物の重要5項目を関税撤廃の例外にすることを確認した党や国会での決議が交渉の際の歯止めとなっている。

各国でいろいろな思惑はあるが、日本が引き続き交渉をリードしていくべきだ。

 

9、「政治とカネ」の問題についてどう考える

二人の女性閣僚が辞任し、国民の政治への不信感が生まれてしまったことは残念だ。議員として疑念を抱かれることがないよう活動しており、これからも活動する。

 

10、来年の北陸新幹線(長野経由)金沢延伸開業をどのように生かしてゆくか

今までは遠かった北陸地方とのネットワークがで、富山空港(富山市)や小松空港(石川県小松市)を利用する外国人の誘客も期待できる。

駅を拠点とした交通ネットワークの充実を図り、人の定住促進にもつなげていきたい。