月別アーカイブ: 2014年7月

須坂カッタカタ祭りで存在感あふれるピンクの保健補導員のみなさま

19日土曜日は浴衣を着て須坂のカッタカタ祭りへ。

同時にニコニコ町会議も開催されていて若者がたくさん。

たくさんの方とお話しました。

こちらはいつもお世話になっている須坂煎餅堂のSさんと堀内市議。

須坂商業高校のまちかどショップ「くますぎ」のみんな、高校生も学びながら参加、部長は名刺だってもっています。


須坂の健康を支える県立須坂病院のみなさん、斎藤院長の踊りもさまになってましたよ。

そして、なんといっても、存在感のあるピンクのはっぴの保健補導員のみなさま。

健康長寿長野を支える保健補導員、この取り組みが健康を創っています。衆議院の厚生労働委員会でも紹介し、田村厚労大臣からも「健康を支える保健補導員制度を参考にしたい」とのお言葉もいただきました。

見よ、踊りながらひく屋台だって「食事減塩」だ!

これからの長野の健康を担う看護学生たちもこんなに元気!

というわけで、「健康長寿」溢れる須坂のカッタカタ祭りだったのでした。

明日は長野県知事選挙が告示されます。

阿部守一知事とともに、「健康長寿ながの」を創っていきたいと思います。

医療チームSMATが小布施マラソンを支える

20日の日曜日、小布施見にマラソンに行ってきました。

小布施を見て楽しみながら走る見に(ミニ)マラソン、今年で12回目です。

ゴールの小布施ハイウエイオアシスには走り終えて満足そうな笑顔、笑顔。

そして、大会を支えたボランティアのスタッフたちがみんなでおもてなしです。

多くの方に支えられているのですね。

もちろん小布施くりちゃんもお出迎えです。

救護にも顔を出しました。

健康のためのスポーツ、しかし時として突然死などの不慮の事故も時としておこります。

スポーツを安全に行えるように、小布施マラソンが悲しい思い出にならないように、救護スタッフも全力で大会を支えます。

救護の責任者は新生病院の佐藤裕信先生、じつは佐藤先生は28年前に私が日赤医療センターでの研修医時代、麻酔科の指導医の先生でした。

医学はもちろん、様々なことを教えていただきました。

1年半前に、こうして再びこの北信でお会いできるとは思っていませんでしたがこれもご縁です。

救護の皆様の胸には「SMAT」の文字が。

災害派遣医療チームはDMAT(Disaster Medical Assistance Team)ですがSMATはSports Medical Assistance Team、チームでマラソンの救護を支えます。

佐藤先生曰く、これも災害時にも役に立てるように、それを想定した予行演習を兼ねているとのこと。

ひっきりなしに訪れる患者さんに忙しく対応するスタッフの皆さんたち。

一応医師免許を持っている私も、飛び入りでけがの治療をさせていただきました。

「来年はSMATの一員として救護もボランティアで参加させていただきます」

そう佐藤先生に宣誓して会場を後にしたのでした。

スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。

高山村を世界に誇るワインの村へ

20日の日曜日には飯山で「ワインぶどうに賭ける熱い思いと岳北中山間地での産地化の可能性について」と題した、高山村の角藤農園場長・佐藤宗一さんの講演がありました。

ワイン用ぶどう一筋、高山村を世界に誇るワインの村にしたいというアツい思い、そしてそれに魅せられて高山にやってくる若者、その主役の「高山村ワインぶどう研究会」、価値ある講演会でした。

そして、今日は須坂市、高山村、山之内町とあいさつ回りの途中、さっそく佐藤宗一さんに連絡して、ぶどう畑に行ってきました。

「高山村は標高300メートルから800メートル、ヨーロッパのイタリアからドイツまですべてのぶどうを作ることができるんだ」

「いつかロマネコンティを超えるワインをこの高山村で作る」

アツく夢を語る佐藤さん、ますます惹き込まれました。

ワインコンクールでは何度も金賞を受賞し、ワインぶどうのカリスマ佐藤さん。

多くの若者たちが、仕事を辞めてまで、ワインぶどう作りのために高山村にやってくる理由がよくわかりました。

日本の農業が目指すべき姿、過疎化対策、に関してもヒントを与えていただいたような気がしました。

佐藤さんの息子さん、明夫さんもブドウ畑の開墾や生ハムづくりにかけています。

高山村のぶどう畑で佐藤親子にとっても元気をいただいたのでした。

また伺いますね!

マレーシア航空機の撃墜とイスラエルの地上侵攻

木曜日は認知症に関する取り組みの議連の会議や役所との打ち合わせなどなど。

今日は千曲川河川整備の北信市町村の国土交通省への陳情のご案内、など二日間の東京日程を終えて、長野に戻りました。

様々な打ち合わせを終えて、自宅で久しぶりに落ち着いてNHKのニュースウォッチ9そして報道ステーション。

昨日のマレーシア航空機のウクライナ上空での撃墜のニュース、そして解説であふれています。さらにイスラエルのガザ地区への侵攻。

何とも言えないやるせなさ。

ウクライナが悪いとかロシアが悪いとか、イスラエルやパレスチナ自治政権のそれぞれの主張。

しかし、一番大事なことは何の罪もない一般市民がたくさん犠牲になっているということです。

集団的自衛権の議論で地元の多くの方からいただいた「戦争をしないための抑止力、そのための軍事力、わからなくはないけれど、心底納得はできない」という言葉。

その気持ちがよく理解できます。

日本の国民の命を守る、その仕組みをしっかり考えながら、同時に我々が目を向けなければいけないのは、世界平和です。

そして、日本にはその役割と責任がある。

今週行われた衆参予算委員会での集団的自衛権の集中審議、私がいい質問だと感じたのは片山虎之助先生の「国内に向けた説明と世界に向けた説明、二枚舌になってはならない」という質問です。

集団的自衛権のごく一部を容認しようという閣議決定ですが、具体的な法律作成、審議はこれから。

世界に対しても、日本は一部を容認しようとしているだけで、国際的な集団的自衛権をすべて認めようとしているわけではない、そのことを毅然と世界に発信する必要があります。

我々国会議員は、日本だけではなく世界の平和に向けた信念を待たなければならない、そのことを強く感じた一日でした。

 

 

 

 

農民の健康を創る会で山口県へ

土日は、ながの祇園祭など思いっきり地元を回り、月曜は「優れた医療機器を国民に迅速かつ安全に届けるための議連」の視察でオリンパスとTWInsを訪ねました。

オリンパスではかつて超音波内視鏡を一緒に開発したSさんとも久しぶりに再会しました。臨床のニーズにあわせた機器の開発だけでなく、優れた内視鏡医療技術と優れた機器開発技術を組み合わせて、日本発のイノベーションとして発信することが重要です。そこに政治の役割があります。

そして、火水は一泊で山口県の柳井と岩国へ。「農民の健康を創る会」の視察と意見交換会です。

様々な医療の現場の意見を聞き、同時にJAや厚生連病院の組織論やこれからについて意見を交換しました。

長野県は男女とも長寿日本一になりましたが、これには間違いなく農村医療や地域での健康を学ぶ繋がりという先人の努力のおかげです。

周東総合病院では病気の予防や健康への取り組みの視察で佐久総合病院にも来たのだとか、お互いに良いところを学ぶのですね。

「健診カフェ」といって、だれでもいつでも時間がある時に予約なしでチケットを購入して健診を受けられる独自の仕組みが素晴らしいと思いました。

昨年はこの視察、佐渡島でした。その時の今回もご一緒した宮腰光寛先生の言葉をいつも思い出します。

「自民党の原点は現場主義だ。現場の生の声を聞く、そのことをいつまでたっても忘れちゃいけないよ」

決して忘れず、奢ることなく取り組みます。

サッカーワールドカップ、ブラジル大敗に思う

今朝の準決勝、開催国であるブラジルがドイツに7対1で大敗しました。

そして、ブラジルでは7台の走っているバスが止められて放火されたり、バス会社の車庫内の20台のバス放火や商品の略奪などの騒動が起きているというニュース。

残念なニュースです。

いままで、オリンピックやワールドベースボールクラッシック、など大きな大会のチームドクターとして選手たちの身近にいました。

たくさんの人たちの思いを胸に、いつも選手たちは必死に戦っています。手なんか抜いている姿は見たことがありません。

そんな選手でも「スポーツは結果がすべての厳しい世界」であることもよくわかっています。勝負だから勝つときも負ける時もある。負けたらどんなことを言われても仕方がない、言い訳もできない。そのこともよくわかっていて、それでも逃げずに頑張っている選手ばかりです。

それにしても日本は素晴らしい国だな。

今回のワールドカップでも、一勝もできずに帰国した選手たちに、罵声を浴びせたり、物を投げつけたりすることもなかった。

「残念だけれど、みんなよく頑張ったよ」とだれもが思った。

世界中がみんな今の日本のような気持ちならば、集団的自衛権の議論なんて不要ですね。

 

 

初めての東京でのパーティー

週末から様々な会合などに顔を出しながら、昨日、今日は先週の東京でのパーティーでお世話になった企業などをまわっています。

今まで、私のブログの中で、様々な出会いの写真を載せていましたが、ホームページの中の「活動報告・お知らせ」の中で写真で日々の活動をお伝えするようにしましたので、ぜひご覧ください。

こちらです。「小松ゆたかNEWS

7月3日、国会議員になって初めてのパーティー「小松ゆたか君を囲む会」を東京で行いました。

初めての経験で、準備も十分とは言えず、「どれくらいの方たちにお集まりいただけるのだろうか」と不安だらけでした。

同級生や医者になってからお世話になった全国の先生方、スポーツでお世話になった方々、地元からも多くの方に来ていただき、無事に終えることができました。

本当に感謝です。

なかには、招待状を見て初めて私が国会議員になったことを知って連絡くださった方も何人かいました。

谷垣大臣、石破幹事長、茂木大臣など偉大な大先輩方にも身に余るお言葉をいただき、「オリンピックおじさん」の山田さんにも激励のエールをいただきました(こちらがその写真です)

あらためて「初心を忘れずに、政治を志した気持ちを持ち続けながら、長く議員をできるように頑張らなきゃな」と感じました。

そして、これからも多くの人たちに「応援していただける人間」であり続ける努力を重ねていきます。

今年中には長野でも国政報告会を行う予定です。

みなさん、本当にありがとうございました。

 

 

 

安全保障法整備についての閣議決定

昨日、「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」の閣議決定がされました。

戦後一貫して日本国憲法の下で平和国家として歩んできた日本、国民の命と平和な暮らしを守り抜くために必要な国内法制の整備に関する方針です。

冷戦が終結し、民族紛争の台頭や、最近の中国やロシアの拡大路線など、世界の情勢が変わりゆく中、限定的な集団的自衛権が現平和憲法のもと行使が可能かどうか、個別の事例に基づき「武力に至らない侵害への対処」、「国際社会の平和と安定への一層の貢献」、「憲法9条の下で許容される自営の措置」などについて与党内で議論を積み重ねてきました。

先週末も地元を回りながら、この集団的自衛権に関して様々な意見をいただきました。

しっかりと説明を尽くすこと、そしてこれからの国会での法整備や個別事例行使の承認の際、決して戦争をする国とならないように、国会議員としての役割と責任を果たしてゆきます。

先日も、玄関先で話をさせていただいたご婦人から、集団的自衛権に関するメールをいただき、今返事を返したところ。それをここに載せます。

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ご丁寧なメールをいただきありがとうございました

今回の閣議決定に関しては、自民党内でも14回にわたり様々な意見を交わしました

この議論は「戦争をしないためにどうすればよいか」という議論でありました

それは時代の変化、世界的なパワーバランスの変化やテロの脅威、大量破壊兵器の開発や拡散、という状況の中で「日本・世界の平和と安全を守るためにどうすればよいか」という議論であり、マスコミにはほとんど書かれませんでしたが自民党内でも多くの意見が出されました

ご存じのとおり、過去にはベトナム戦争も、ソ連のアフガニスタン侵攻も「集団的自衛権」というこじつけで戦争を開始したという歴史もあり、そのようなことに決して加担してはならない、ということが我々の根底にはありました

今回の閣議決定は、いわゆる国際法上の集団的自衛権の一部に関してごく限定的に現憲法の中で何が可能なのかを見直したものであり、なし崩し的に「戦争ができる国にする」ものでは決してありません。もちろん集団的自衛権をすべて容認するものではなく、個別的自衛権の一部とも考えられる部分を整理したものです。

また、今後は閣議決定を受けて国会で法改正が審議され、また行使にあたってもその都度国会での承認が必要となります。

多くの方たちが心配する「戦争をする国」とならないように、これからも国会議員としての役割や責任を果たしてまいります。

「自民党に対する不信、それによる政治への無関心、政治のことを話すのもいかがわしくなるような雰囲気」というご意見、真摯に受け止めます。

私も1年半前に公募という形で自民党の候補者に選んでいただいたという身、新しい自民党を創っていく責任があると考えています。

これからも、党内でもいうべきことは言うという姿勢は貫いてまいります。

様々な意見に耳を傾け、政治に対する信頼を取り戻す努力を続けてまいります。

貴重なご意見をどうもありがとうございました。

衆議院議員 小松裕

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