月別アーカイブ: 2014年2月

衆議院予算委員会分科会、「長野オリンピックのレガシー」

今日の昼に衆議院予算委員会で平成26年度の予算案が可決されました。

午後4時半から本会議の予定。これで本予算も年度内に成立見込みとなり、景気対策を含め速やかに予算を執行できる体制が整いました。

本会議まで時間ができたので、久しぶりに机に向かっています。

今週の水曜日26日には、予算委員会第4分科会で30分の質問の機会を与えていただきました。

ソチオリンピックでの国としてのサポート体制、長野オリンピックから16年、引き継がれるオリンピックのレガシーと浅川スパイラルとMウェーブのNTCとしての有効活用、日本における本格的高所トレーニングNTCの必要性等について質問しました。

長野市のスパイラルやエムウェーブでの友の会の方たちのボランティア活動が、長野オリンピックから16年たった今でも継続していることも紹介し、

「今も引き継がれている長野オリンピックのレガシー、オリンピック施設は地域の宝」

「冬季スポーツの強化のためにも、長野オリンピックのレガシーを引き継ぐためにも、既存施設を、国と地方がお互いに知恵を出し合って有効活用することの重要性を強調しました。

下村文部科学大臣からも前向きの答弁をいただけたと感じています。

以下でご覧になれます。2:30:12からです。

 

ソチオリンピックが閉幕。スキージャンプの竹内拓選手、本当におめでとう!

ソチオリンピックが閉幕しました。

選手たちはそれぞれ懸命に戦い我々に感動を与えてくれました。

「スポーツの力」「スポーツの価値」

あらためて感じました。

長野県や北信にゆかりのある選手たちも活躍しました。

やっぱり感動したのはスキージャンプ団体で銅メダルを獲得した飯山出身の竹内拓選手。

本人が自ら話しましたが、年明けに体調を崩して帰国し、私も少しかかわりました。

印象に残っているのは、オリンピックの直前に体調を崩しても、病気を受け入れ、うなだれることなく前向きだった病室での竹内拓選手の姿です。

その気持ち、その雰囲気を見て「きっと大丈夫」と思いました。

メダル獲得、本当におめでとう。本当に素晴らしいです。

そして3月7日からはソチパラリンピックが始まります。きっと再び感動をくれるでしょう。

 

今朝は市役所前駅の交差点での街頭国政報告からスタート。

約一時間、寒さで口が固まりました。

そして上京、夕方に自民党長野県選出議員で農林水産省大臣室を訪れ、林芳正大臣に今回の記録的な大雪による農林業被害に関する緊急要望の申し入れを行いました。

長野県内でもハウスの倒壊などの被害が5000棟以上、大きな被害が発生しました。農業担い手の意欲を失わせないためにも、迅速な対策が必要です。

今回は農林水産省の対応は迅速でした。今朝には被災農業者への支援対策を発表し、午前中の衆議院予算委員会でも安倍総理は支援対策を明言しました。

また、今後詳細な被害状況を把握し、現場のニーズに合った追加対策を検討すること、としています。

林芳正大臣も、状況をよく理解してくださっています。申し入れと同時に感謝の気持ちも伝えました。

スピード感を持って対策に当たりたいと思います。

「在宅医療シンポジウムin信州」と浅田真央の「受け入れる」

今日は長野市農業委員の当選報告会に顔を出した後、長野県医師会が主催する「在宅医療シンポジウム in 信州」に出てきました。

関隆教長野県医師会長、眞鍋馨長野県健康福祉部長に続きわたしも挨拶。

今国会での最重要なテーマは社会保障政策だと私は思っています。昨日から衆議院厚生労働委員会でも議論が始まりました。

4月から消費税3%のご負担をお願いするのも、これからますます加速する高齢化社会にむけて、社会保障制度を持続的な充実したものにするためです。

地域包括ケアシステムなどを中心とした、地域で健康を支える医療・介護の仕組み作りが始まります。そこには、「在宅医療」が欠かせません。

そもそも長野県は男女とも長寿日本一、それなのに医療費は安い、そして在宅での看取り率も高いのです。

地域のつながり、みんなで健康を学ぶ姿勢、まじめな県民性、それらが健康長寿長野を支えてきました。

長野県の取り組みもしっかり全国に発信しながら、新しい医療・介護の仕組みを作っていきます。

シンポジウムでは、まず武田徹さんの「老いを愉しむ処方箋」、中沢まゆみさんの「おひとりさまでも最後まで在宅」と題した講演がありました。

素敵な講演でした。

武田さんは「老いを愉しむことは老いを受け入れること」と。

その通りですね。この「受け入れる」という事が何事も大事。

老いを受け入れ、病気になってもそれを受け入れ、うつむかずに前を向いて生きる。

そう考えていたら、ソチオリンピック、昨日素晴らしい演技で締めくくったフィギュアスケートの浅田真央ちゃんが頭に浮かびました。

まさしく彼女は「受け入れた」からこそ、フリーで素晴らしい演技ができたのです。

ショートプログラムでの演技は、我々も信じられない結果でした。

しかし彼女はその結果を受け入れた。

そして、フリーで自分の満足のゆく演技をするだけを考えた。

その結果が、日本中が感動したあのフリーでのスケーティングだったのです。

メダルを取ることができなかった事なんてどうってことないよ。真央ちゃん、ありがとう。

ということで、今日のシンポジウムもこれからの医療・介護を考えるうえで、すばらしいシンポジウムでした。

コーディネーターの岡田啓治先生、パネリストの小松裕和先生、中村妙子さん、そして総合司会の杉山敦先生、ありがとうございました。

 

豪雪被害と「たいへんな時に現場に足を運ぶべきか」

先週末の記録的な豪雪、長野県内でもたくさんの被害が出ました。

改めて被害に会われた皆様方にお見舞い申し上げます。

昨日もJAや市町村会、県などから被害の状況や今後の対応などの要望をお聞きしました。

特に、農業被害に関しては雪のため倒壊したハウスなどに近づくことができないために、まだその被害状況はすべて明らかにはなっていないようですが、相当に深刻な被害状況です。

比較的被害が少なかった北信でも、ハウスの倒壊などたくさんな被害が出ています。

「スピード感が必要」とのご意見もいただきました。

早急に対応策を講じないと農業をやめてしまう方も出てしまうかもしれません。

ハウスに使う鋼材不足も懸念されます。

しっかり被害状況を把握して、国として出来る限りの対応をしてゆきます。

昨晩も、新人議員同士でこの豪雪災害について「被害現場に足を運ぶべきか」について議論を交わしました。

「現場に足を運ぶこと、現場の声を聞くこと」、これは我々国会議員にとってとても大事なことです。

見てみなければその大変な状況がわからない、ということもあります。

しかし、現場が混乱しているときに国会議員が足を運ぶことによって、かえって気を遣わせたり迷惑をかけてしまうこともあります。

災害時に足を運ぶことが本当に被災者の方たちののためになるのか、よく考えて、決して自分のためのパフォーマンスになってはいけないのです。

このいい例が、3年前の福島原発事故の時の菅総理の対応でしょう。

視察し、よけいな指示を出したためにかえって現場が混乱し、対応の遅れにつながったと聞きます。

昨日も「出来るだけ早期に現場に入るべき」と「逆に迷惑をかけるから直後には入るべきではない」と意見が分かれました。

災害や被害の状況にもよるのでしょうが、現場としっかり連携をとりながら、それぞれの役割を意識しながら、国として、国会議員としてのの対応をしていかなければなりません。

場合によっては現場にも足を運び、早期の復旧、農業者の経営への影響が少しでも少なくなるような対応、予算措置、そして今回の被害状況をしっかりと分析して、今後同様な災害に迅速に対応できるような政策を作っていきたいと思います。

善光寺と秋葉神社の豆まき

新幹線が発車するまでの時間、ためていた活動写真をアップします。

2月3日の節分では、善光寺と秋葉神社で豆まきをさせていただきました。

まずは境内まで練り歩き。昨年よりもたくさんの方に声をかけていただきました。

でも、お隣の小坂憲次先生にはとてもかなわない。

沿道からは「憲ちゃーん」の声がたくさん。私ももっと顔と名前を憶えてもらって、政治の世界でも小坂先生のように活躍して、たくさんの声をかけてもらうようにしなくちゃ。

そして「五差路の男」西沢正隆県議とも一枚。

そして豆まき。この写真は豆をまく瞬間をとらえたベストショットですな。遠くから写真を撮ってくれたMさんありがとう。

そのあとは秋葉神社へ移動です。

鬼と一緒に権堂のアーケードを歩きながら、風間辰一県議と一枚。

そして、小坂憲次先生、若林健太先生と一緒に豆まき。

やっぱり何度も豆まきしている小坂先生は風格が違う、私はまだ二回目の豆まき。長く続けることができるように頑張ろう!

というわけで、コンピューターのバッテリーがそろそろなくなりそうなので、今日はここまで。

それにしても今日は二本もブログを更新できた画期的な日だったな。

BBO研究会と北信郵便局長会

長野もスゴイ大雪でした。

この土日はミニ集会の予定が二つ入っていましたが、この雪でご迷惑かけてはいけないと思い中止にしました。

今日は看護師の国家試験です。みんな東京の会場までちゃんとたどり着けたかなあ。

昼前から雪かきして、埋もれていた車を掘り起こしました。家の中もゆっくり掃除して、書類も整理して、明日は朝から漢方薬工場の視察があるので上京しようと長野駅に言ったら、たくさんの人たちで大混雑。長野新幹線がまだ動いていないと。あと3時間は動かないとのことで、喫茶店でこれを書いています。

金曜日は本会議の後予算委員会に出て、長野に戻ってBBO研究会に参加しました。

BBO研究会はBio Balanced Occulusionの略「歯のかみ合わせをよくして健康になろう」という会、長野の歯科医師、歯科衛生士、鍼灸師の方たちが定期的に集まって勉強しています。

歯はとっても大事だからね。歯を清潔にして、虫歯を治療して、噛み合わせを改善させれば健康で長生きできます。

熱心な皆さんたちとゆっくりお話しすることができました。

そして昨日は、北信郵便局長会と北信なでしこの会の総会・懇親会がありました。

郵便局の皆さんたちは、地域に溶け込み、地域に頼りにされ、地域の絆の要です。

今国会でも議論される新しい社規保障制度、医療や介護の仕組みでも、地域の中心となって健康長寿長野を支えてくれるはずです。

日ごろのご尽力に感謝し、これからもしっかりと郵便局をお支えすることをお約束しました。

書き終えてもまだまだ新幹線は動きそうもありません。

でもこんな時間も貴重な時間、ためていた活動写真をアップすることにしよう。

 

 

スケルトンの高橋弘篤選手と笹原友希選手、頑張れ!

本会議が終わり、そのあと予算委員会に出てから長野に戻る新幹線の中です。

上野あたりも真っ白な雪、雪に弱い東京ですが、おおきな影響が出なければよいのですが。

さて、ソチオリンピックも始まりましたね。

日本の選手たち、長野出身の選手たちも連日活躍しています。

複合の渡部暁斗選手の銀メダルは素晴らしかったな。

昨年の夏、指導している北野建設の荻原健司スキー部監督と一緒の時に会って以来。

本当におめでとう。

そして、モーグルの上村愛子選手とジャンプの高梨沙羅ちゃんは本当に残念。

期待されて、重圧も感じて、大変だったと思う。

でも、精いっぱい戦って、なんたって世界中で4番目なんだから、胸をはって帰ってきてほしいと思います。

今夜14日の夜には、スケルトン男子が始まります。

出場するのは長野市のシステックス所属の高橋弘篤選手と笹原友希選手です。

そして指導するのは長年、日本のスケルトン界を引っ張ってきた越和宏監督。

2月1日には、長野市で三人の壮行会が行われました。

マイナー競技が故、なかなか企業からの支援も受けられずに、そんな中頑張ってきたスケルトンの連中。

かつて国立スポーツ科学センターでオリンピック前のメディカルチェックで選手時代の越監督と話したことがあります。

越選手の着るているTシャツはにたくさんの企業のワッペンでいっぱいでした。

「企業からの支援もなかなか簡単に受けられない中、走り回って資金をかき集めています。頑張ってスケルトンをメジャーにしたい」

そんな姿を見れば見るほど、応援したくなったのを思い出します。

そして、今度は国会議員として長野で再開、「これも何かの縁だね」と二人で話しました。

そんなスケルトンにあたたかな手を差し伸べてくださったのが、システックスの北村正博社長、長野市商工会議所の会頭です。

二人を北村社長と囲んでの一枚。北村さん、一生懸命に頑張る選手たちを応援してくださってありがとうございます。

彼らが練習するのは長野オリンピックのソリ会場だった「長野スパイラル」、スパイラルがある浅川のみんなも応援しています。

長野オリンピックから16年たってもオリンピックのレガシー、心の遺産をソチへしっかりつないでくれた二人には本当に感謝です。

大丈夫、思いっきり戦ってきてね!

「飯山雪まつり」と篠ノ井の「長野オリンピック記念ウォーク」

先週には衆参両院で補正予算が可決成立しました。

今週月曜日からは26年度の本予算の審議が始まりました。この週末も、地元をまわりたくさんの方とお話しました。

「最近ブログ更新してないねえ」

すみませーん。頑張って発信します。みんなが楽しみに見てくだっさってくれていることに感謝です。

7日金曜日は北陸新幹線の新型車両E7系の試乗会で軽井沢まで往復、来年3月の延伸に向かって長野にたくさんの人が集まる作戦を考えます。

10日には飯山の雪まつりに伺いました。

たくさんの方に声をかけていただき、ああ感謝。

こちらは、善光寺木遣り保存会の皆さん、私も会員。

美しい声が会場に響き渡ります。

そして、餅つき。

ああ、やっぱりつきたてのおもちはうまいうまい。

これは猫バスの新幹線の雪像。飯山駅開業をみんなが待ち望んでいます。

雪中神輿もかつがせていただきました。

今日は篠ノ井でオリンピック記念ウォークに参加しました。

来てくれたのはロンドンオリンピックのシンクロナイズドスイミングに出場した足立夢実選手とコーチの内田まゆみさん。

これからもスポーツの素晴らしさを教えてくださいね。

そしてもちろん、サッカーのAC長野パルセイロの応援団。

私も一緒にエールを送りました。

 

 

長野オリンピックからもう16年、これからも長野オリンピックのレガシーをしっかりと繋げていきます。

第186回国会が始まりました

1月24日第186回国会が召集されました。

初日、本会議での安倍総理の施政方針演説はバランスのとれた素晴らしい演説でした。

経済政策、安心できる社会保障政策、女性の力の活用、震災からの復興、議員の定数削減、教育など、我々が取り組まなければいけない様々な日本の課題に対して、誠実に取り組んで行こう、というものでした。

マスコミは、集団的自衛権の議論や憲法改正について話題にしていましたが、演説の中では、ほんの一言でした。

私が心に残った総理の言葉は

「今年は地方の活性化が安倍内閣にとって最重要なテーマ」

という力強い言葉でした。

地域が元気にならなければ日本は元気になりません。

しっかりと取り組みます。

また、木曜日の代表質問では、わが自民党長野県連会長の吉田ひろみ先生が質問。

「自民党、安倍内閣に対する右傾化批判に対してどう思うか」

これに対して安倍総理

「自民党は様々な考えの人が自由に意見を言える懐の深さがある。右とか左とか一つのイデオロギーを主張し続けるのではなく、『なにが国民のためになるのか』、これを第一に考えて、これからも謙虚に政治を行っていく。」

納得のいく答弁でした。

金曜日からは衆議院予算委員会も始まりました。

様々な課題がある中、「国民のため、日本のため」だけを考えて、この国会、まじめに驕ることなく、誠実に臨みたいと思います。

明日月曜日は、9時から10時まで予算委員会に出席し、そのあと長野に戻り善光寺と秋葉神社の節分に出る予定です。