月別アーカイブ: 2013年12月

ソチオリンピック選考会と「エムウェーブ友の会」のオリンピックレガシー

12月27日から29日まで、長野市のエムウェーブでスピードスケートのソチオリンピック選考会が開催されました。

ソチオリンピックを目指して、懸命に頑張る選手たち。

私は冬のオリンピックに帯同したことはないのですが、国立スポーツ科学センター(JISS)時代は、メディカルチェックや医学的問題点の相談など、たくさんの選手や指導者の方たちと一緒でした。

よく知った選手や関係者の方たちと久しぶりに話しました。

こちらは、スポーツ医学の先輩・高尾良英先生と同僚議員でオリンピック選手だった堀井学さん。

堀井さんとは国会でしょっちゅう会ってるけれど高尾先生とは久しぶり、みんなが信頼するスケートを支えてきた先生です。

こちらはJISSで一緒だった湯田さん。

科学サポートスタッフやJISSのみんなが、選手たちが最大限の力を発揮できるように、裏方として支えています。

宮部行範さんとも久しぶり。

アルベールビルオリンピックのメダリストの宮部さん、現在はJOC職員としてスポーツを支えています。

どういうわけかまだ独身、お嫁さん募集中です。真面目ないい男だから「お付き合いしたいな」って方がいたらぜひ「小松ゆたか事務所」までご連絡を!

ソチオリンピック出場選手も決まりました。

オリンピックという大舞台で、全力で悔いのないレースをしてほしいと思います。

そして、このエムウエーブは一般開放もされています。世界一のリンクで誰でもスケートすることができるんですよ!

貸靴もありますから、オリンピック選手と同じリンクで滑りたい、っていう方はぜひいらしてくださいね。

そして、なんといっても「エムウェーブ友の会」の皆さんたちです。

この大会を、陰で支えています。

駐車場の整理や、入場整理などなど、選手たちの活躍を本当は目で見たいのに、裏方としてボランティアで今回も頑張ってくださっていました。

こういう方たちが、オリンピック選手を支えているのです。

「エムウエーブ友の会」は1988年の長野オリンピックでのボランティア活動からずーっと続いています。

これぞ、オリンピックのレガシー(遺産)、スポーツの力です。

大会終了後、長野駅前で今年最後の街頭演説をしました。

今年一年、元気で活動できたことに感謝の気持ちを込めて演説しました。

「日本に健康を創る!」

地域が、日本が、心も体も元気になるように、来年も力いっぱい頑張ります。

みなさん、来年もよろしくお願いします。

 

 

 

「小松ゆたか通信」と「小松ゆたか後援会医療部会」

昨年暮れに国会に送り出していただき1年たちました。

しかし、この北信地域で「小松ゆたか」の知名度はまだまだです。

夏の参議院選挙、そして長野市長選挙が終わるまでは、自分のことより人のために頑張りました。

市長選挙も終わり、この長野1区で長く政治を続けることができるように、いよいよ作戦をスタートさせました。

まずは自分の掲示板、地道にコツコツと歩いて、お願いして回って、徐々に増えています。

寒い中、一生懸命にまわって歩いてくれているK秘書とMさん、本当にありがとう。

12月にはポスターも出来上がり、掲示板に貼っています。

「やけに若いね、いつの写真?」なんて聞かれますが、正真正銘この10月に撮ったものです。ホントにプロのカメラマンは上手に撮ってくれますね。

そして、12月23日には「小松ゆたか通信第1号」を配布しました。

衆議院議員として1年たった感謝の気持ちや、活動報告をまとめました。

 

そして、12月27日には本格的な組織、「小松ゆたか後援会医療部会」が立ち上がり、役員総会が開催され、80人近くの方にお集まりいただきました。

ああ、感謝!

医師会、歯科医師会、薬剤師会の先生方を中心に立ち上げていただきました。

ここから、徐々に北信地域に根を張った後援会に育てていきたいと思います。

それには、自分が「応援したくなるような小松ゆたかであり続けること」です。現場の声をしっかりと聞き、一生懸命に頑張ります。

花束もいただいちゃいました、ああ感激!

そして、最後は倉石和明先生の音頭でエールもいただきました。

ああ、感謝!感激!

参加いただいた皆様、小坂憲次先生、若林健太先生、自民党県議団の先生方、本当にありがとうございました。

立ち上げにご尽力いただいた、三師会の先生方、ありがとうございました。

これからも、応援していただける国会議員であり続けるよう、まじめに誠実に頑張ります。

 

 

レスリング天皇杯と浜口京子浅草応援団

12月23日、2年ぶりに代々木第二体育館で行われたレスリング天皇杯に行ってきました。

全日本のレスリングチームのドクターとして世界選手権や合宿、オリンピックに何度も帯同しました。

もちろん天皇杯も毎年来ていましたが、昨年は選挙のすぐあとで来ることができませんでした。ですから2年ぶり。

選手たちは熱戦を繰り広げます。

隣りに座る福田富昭レスリング協会会長、試合だけでなく、レスリングやスポーツの将来を見つめます。

メディカルスタッフたちも、救護やドーピング検査などで大会を支えます。

久しぶりに、ご存じ師匠・増島先生や中嶋先生とも話ができました。政治家として、しっかりスポーツを支えますよ。

みんなそれぞれ懸命に頑張っていました。目標はリオデジャネイロオリンピックです。

そして、仲良しの浜口京子選手も久しぶりの復帰戦、みごとに優勝を飾りました。

そして、いつもの「浅草応援団」のみなさんも元気元気!

夜は、浅草での打ち上げに合流しました。

若い人からお年寄りまで、みんなが浜口京子を一生懸命に応援している。これが、本当に本人の力になります!

私も、昨年政治の世界に飛び込んで、このことが本当によくわかりました。

「応援してるよ!」って言葉がどれだけうれしいことか。

そして、いつまでも

「応援し続けてもらえるような人間であり続けなければいけない」と思っています。

もちろん、浜ちゃんパパも元気!わーハハハ!

久しぶりに、たくさんの仲間たちと会って、とっても楽しい、そして元気をもらった一日でした。

 

 

「小松ゆたか通信」と特定秘密保護法

大臣折衝も終わり、来年度の予算案も決定しようやくひと段落しました。

予算編成もひと段落し、久しぶりに議員会館の机に向かっています。

今朝、議員会館に一枚のファックスが届いていました。

「先生の『小松ゆたか通信』を拝見しました。今国会での強行採決に対する批判は強く、かなりの逆風が末端では吹いていると判断してください。今国会での事態に関する釈明の無い通信では逆効果です。逆風が強すぎます。このままではこれからの支持は考えなおすべきかと思っています。ご健闘を祈ります。一支持者」

ありがとうございました。

そうですね。

12月23日に、当選から1年経ったのを機に「小松ゆたか通信」を作成し、配布しました。

特定秘密保護法を含め、あえて政策の細部までは書きませんでした。

確かに、この時期に配布するにあたって、この法律に関する考えや与党の国会運営に関して触れるべきだったかもしれません。

臨時国会では特定秘密保護法が成立しましたが、地元をまわっていても多くの方たちがこの法案に不安を感じていることがよくわかります。また、県議会や各市町村議会がこの法案に対して廃止や見直し、慎重な運用などを求める意見書を可決していることも承知しています。

外交・防衛の観点から、外国との情報共有のための法整備は喫緊の課題であり、昨年の総選挙の際の「自民党総合政策集 J-ファイル2012」でも「国家安全保障会議の設置」のタイトルで、「外交と安全保障に関する官邸の司令塔機能を強化するため、国家安全保障会議を内閣に設置します。国家の情報収集・分析能力の強化及び情報保全に関する法整備による体制の強化を図り、的確な情報を活用して国民の安全を守ります」と書かれています。

国家安全保障会議をきちんと機能させるためにも、この法律は必要でありました。当然のことながら、多くの皆様が心配されている国民の知る権利を束縛するとか、ものの言えない社会にするとか、都合の悪いことを隠すとか、そのような意図は全くありません。

しかし、今回の法成立にあたっては「何のための法律なのか」ということを、国民の皆様方に丁寧に説明し、理解していただく努力が明らかに不足していました。そのために十分な時間をかけるべきであったと感じています。また、「秘密保護」という名前も誤解を生んだと思います。「情報保護」とでもすれば誤解も少なかったのではないか、と感じています。

いずれしても、「まあ大丈夫だろう」と考えていたところが、ねじれが解消し巨大与党となった「自民党のおごり」であったのかもしれません。強く反省し、これからは今まで以上に丁寧に謙虚に国政に向かってまいります。また、この法律に関しても、わかりやすく丁寧な説明を続け、国民の皆様が不安を感じることがないよう、慎重な運用に努めてまいります。

「小松ゆたか通信」にも「ミニ集会開きます」と書きましたが、この法律に関して詳しく聞きたい、文句を言いたい、等ありましたら、どうぞ事務所までご連絡ください。

二人でも三人でもお伺いして、丁寧に説明するとともに皆様の意見をお伺いしたいと思います。

 

国会議員になって、ちょうど1年たちました

今日12月16日は昨年の総選挙の投開票日、国会に送り出していただいてちょうど1年たちました。

あっという間の一年、そして国会議員になってからも、支えてくださっている皆様すべてに、感謝感謝です!

今朝の街頭演説は上松の五差路で行いました。

昨年公募で自民党の長野1区の候補者に選んでいただき、初めての街頭演説がこの上松五差路、私の原点です。

ちょうど1年たったこの記念すべき日の辻立ちはもちろんここです。

今日は赤い桃太郎旗「日本を明るくする会」も掲げました。

日本を明るくする会は同期の一年生議員の「髪の毛が薄い議員の会」です。光る頭で世の中を明るく照らそう、という会。私も、少し薄くなっていることを認定されて準会員にしていただきました。

上松五差路にいつも顔を出してくださるYさん、今日もありがとうございました。

初心を忘れずに、まじめに、謙虚に、そして一生懸命に頑張ります。

小学生の国会見学と特定秘密保護法案

臨時国会が閉じたあとも、税制改正や補正予算、26年度の本予算などの議論が続きました。

朝から夜までびっしりの受けジュールで、机にゆっくり座る時間も全くありませんでした。

気が付いたら2週間もブログを書くのをさぼっていました。ごめんなさい。

今日は長野の自宅でこたつに入って書いています。外はどんより曇り空です。

金曜日には長野市の小学6年生の国会見学があり、小坂憲次先生に声をかけていただき、ちょうど空いていた1時間ほど、小学生たちとゆっくり国会内をまわりました。

「どうして政治家になったんですか?」

「給料はどれくらいもらえるんですか?」

「子供は何人いますか?」

音楽の先生になりたい、お医者さんになりたい、保母さんになりたい、などなど、子供たちの夢も聞きました。

とても楽しい時間でした。

そして、最初にあいさつをした後、真っ先に出た質問が

「特定秘密保護法案についてどう思いますか?」

おー、なかなかいいぞ。子供たちも政治に興味を持っていることがうれしくなりました。

説明しながら、子供たちにわかりやすく説明することの難しさも感じながら、「あー、我々はこれを怠っていたな」と素直に反省しました。

昨日も今日も、地元の皆さんと話していて必ずこの法案のことが話題になります。

まだまだ多くの方たちが不安に感じています。

日本の国民の命と国土を守るため、外国と情報を共有するために必要な仕組みです。

どの国もこのような仕組みを持っているのに日本にはない。アルジェリアのテロ事件でも、シリアの化学兵器に対する対応でも、そのために大事な情報を得ることができませんでした。

決して、戦前の自由にものの言えない社会を作るとか、都合の悪い秘密を隠すとか、そんな意図はありません。

運用の段階でも、そのようなことが決してないように、我々も責任を持って対処していかなければなりません。

先日、新幹線の中でふと思いつきました。

「これは、スポーツ界のドーピングのルールと似ているな」

ドーピング検査は、特に日本人のようにドーピングをしようとも思わない選手にとっては、大変めんどくさい仕組みです。

試合後帰りたくても検査が終わるまで帰れない、365日24時間、自分がどこで何をしているのか届けなければいけない。プライバシーの侵害ともいえるかもしれません。

しかし、「何のためにドーピング検査を行うのか」、それは「スポーツを守るため」です。しっかりとした検査をせずに、ドーピングを許してしまえば、正々堂々と戦うというスポーツの価値が無くなってしまいます。

このように、何のためにこのようなルールを作るのか、ということを選手たちに理解してもらうことが一番大事なことなのです。我々もそれに対して大きな時間を使っていましたし、丁寧に説明すれば、選手たちも「大好きなスポーツを守るためのルール」として理解してくれました。

今回の法案、「何のための法案なのか」という説明がが明らかに不足していました。まあ、わかってもらえるだろう、というおごりがあったのかもしれません。

ちなみに、ドーピング禁止薬のリストというのは、すべての薬の名前がリストアップされているわけではありません。

「・・・およびその類似物質」という書き方です。このことが選手を不安にさせます。ここにかかわって選手たちの不安をとるのもスポーツドクターの役割でした。

これは、新しい薬や、ドーピング逃れのための新薬の使用をも禁止するためです。禁止リストは世界アンチドーピング機構の委員会で決定しますが、選手に不当な不利益を及ぼすような決定はしません。

秘密保護法案も、特定秘密の規定があいまい、拡大解釈されて悪用される恐れがある、という指摘がありますが、現時点でそこまできちんと書き込めないのは、ドーピング禁止リストと似ています。

野党との修正協議による修正案でかなり改善されたと感じていますが、今後は国民の権利を侵害することがないような特定秘密の指定を行っていかなければいけませんし、それを監視する義務が我々政治家にはあります。

それにしても、「秘密」という言葉を法案に使ったのもよくなかったな。

悪い事をしてそれを隠すようなイメージ、外国ではこの種の法案は、秘密ではないものを規定する、公開法という名前にしている国もあるようです。

いずれにしても、 これからも丁寧に説明していきたいと思います。

 

 

 

 

東京オリパラ招致と市民スポーツ

もう12月です。ちょうど1年前は選挙直前、必死に走り回ってました。

本当にあっという間です。

日曜日は9時から長野の事務所で面会、そして「明日を拓く壮年の集い」に出席し、よりよい社会を創るために日ごろから頑張っている皆さまを前に挨拶。

そして松本へ。

日本ヘルスプロモーション学会の市民公開講座で「東京オリパラ招致と市民スポーツ」と題して講演しました。

東京オリンピック・パラリンピック招致、オリンピックとパラリンピックは対で開催されるのですから略して「オリパラ」と呼ぼうということになりました。

今年度までは、スポーツ行政もオリンピックは文部科学省管轄、パラリンピックは厚生労働省管轄でしたが、来年度からはどちらも文部科学省が所轄となります。

2年前のスポーツ基本法の制定から連続した東京オリパラ招致の成功、これは決してトップアスリートだけのものではありません。

生涯を通じて、市民みんながスポーツに親しむ、「スポーツの力」を話しました。

そのあと、医師としても先輩である登山家今井通子さんが「山の日」制定に向けてと題して特別講演。

山や森林の持つ様々なパワーを医学的所見も交えてわかりやすくお話しくださいました。

講演後には、今井さんや松本大学の住吉学長、、そして今学会の大会長である関先生とともに懇親会。

スポーツや山の力をどのようにして社会に生かすか、楽しく話しました。

長野に戻って、深夜に北陸新幹線の試験走行のイベントで長野駅と新幹線・飯山駅へ。

とても盛り上がりましたよ。

今日は一睡もしていないので、これはまた後日。

これから柳町の交番前で街頭演説してから上京します。

北信・農業委員会の皆様との農政懇談会

金曜日は厚生労働委員会が終わった後ただちに長野に戻り、JAながのの農政大会に出席しました。

国民の命を支える農業、農家の皆さんのおかげで日本の庭ともいえる美しい山村風景が維持されています。

農業の価値を高める、農業の多面的機能をみんなにわかってもらう、その努力をこれからも続けるとお話しました。

そして翌日、土曜日は北信地方の農業委員会の方たちとの農政懇談会。

TPPや新農政、有害鳥獣対策などについて、たっぷり2時間、現場の意見をお聞きし意見交換を行いました。

TPPに関しては、「国益、重要五品目、国民皆保険制度は守る」という国会や自民党での決議・約束を守ることを改めてお話しました。

新農政についても、農業の多面的機能・価値を「日本型直接支払い」という形で示すことができたのは第一歩、現場の意見もお聞きしながら、強い農業を創るために努力していく決意をお話しました。飼料用米への転換に向けて、飼料工場整備などの出口対策をしっかりやらなければいけません。

そのあとは、北信医学会に参加し多くのドクターたちと話しました。

やはり話題になるのは「特定秘密保護法」のこと。

多くの皆さんがこの法案に不安を感じています。

私も賛成して衆議院を通過したわけですが、参議院でもしっかりと議論を重ね、国民の皆さんの理解を得るための努力を続けなければいけないと痛感しました。

私も、驕ることなく、謙虚に受けとめて対応してゆきたいと思います。