月別アーカイブ: 2011年10月

プロ野球ドラフトと長野久義

昨日はプロ野球のドラフト会議がありました。

プロ野球選手になることを夢見て懸命に練習している選手たち、プロから指名してもらえるかどうか、意中の球団が指名してくれるかどうか、運命の分かれ道ですから毎年さまざまなドラマがあります。

私も長く野球にかかわっていますから、知っている選手たちが指名されるかどうか、いつもとても気になります。

今年のドラフトで一番印象に残ったのは早稲田大学ソフトボール部で硬式野球の経験のないキャッチャー大嶋匠選手が日本ハムから7位で指名されたこと。

日本ハムもなかなかやるねえ。

オリンピック選手の強化の世界でも「いかにして素質ある若者を発掘するか」が課題だけれど、プロ野球でもそういう目で選手を追ってくれていたことがなんだかとてもうれしい。

男子ソフトボールにとってもこれはとても大きな出来事です。4年に一度の世界選手権も開催される男子ソフトボールの連中もJISSにはメディカルチェックのためにやってきます。大嶋選手に是非活躍してもらって、男子ソフトボールも注目されたらいいなー、って思う。

そしてやはりドラフト会議といえば、今年入団2年目で大活躍してセントラルリーグの首位打者を獲得したジャイアンツの長野久義選手のことを思い出します。

ドーハのアジア大会などにも一緒に行って学生時代からよく知っている長野選手ですが、大学卒業後2度のドラフト指名を拒否して2年前にとうとう念願のジャイアンツの一員になりました。

その間ひたすら練習して、指名される選手で居続けた長野選手、礼儀正しくてまじめで心の強さも持った好青年です。必ずプロでもやってくれると信じていました。

だから今年の首位打者獲得はとてもうれしいです。

長野選手のことは2年前、連載しているITメディアエグゼクティブのエッセイで書きました。

「巨人のチョーさん」 です。ぜひお読みください。

http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0912/07/news013.html

先日長野選手と久しぶりに電話で話しました。

首位打者を獲得しても、「いやー、まだまだです」って本気で言ってました。

長野らしいねえ。

プロの世界で成績を残し続けることの大変さもよくわかっているから、うぬぼれることなく努力して、これからもわれわれを感動させるプレイを見せてくれることと思います。

ますますがんばってネ。

JISSスポーツ科学会議―10年の歩みとこれから

昨日から消化器病関連の学会で福岡に来ています。

世界体操が終わり、今週は会議三昧でした。

机の上での勉強や会議はあまり好きではないけれど、世界で戦うアスリートたちのためにも、最先端の医学知識や、スポーツにかかわる情報を定期的に仕入れることはとても大事なことです。

木曜日には第8回JISSスポーツ科学会議が開催されました。

開所10周年を記念して行われた会議には、多くのスポーツ関係者が集まり、「JISS10年の歩みとこれから」をテーマに、コンディショニング、技術サポート、一貫指導システムの構築といった、これまでのJISSの取り組みと同時に、これからどのような役割をJISSが担うべきかなどについて議論が行われました。

会議ではバンクーバーオリンピックでカナダ躍進の原動力になった「オウン・ザ・ポディウム」という選手強化体制を成功させた、初代CEOのRoger Jacksonさんの特別講演もありました。

「国によるハイパフォーマンス・スポーツシステムの構築と国際大会での成功」と題した講演では、国を挙げた取り組みや組織作り、スポーツ現場とのコミュニケーションの重要性について話され、大変勉強になりました。

何より強く印象に残ったのは、「そのような組織や仕組みを作るうえで最も重要なのは組織をひっぱてゆく人、つまりリーダーシップをとれる人がいるかどうかにかかる」というお話。

やっぱり何事もリーダーがいるかどうか、リーダーがしっかりしているかどうか、ですね。

会議終了後にはJISS設立10周年記念式典が行われ、引き続いて懇親会がありました。

懇親会には体操の冨田洋之さんや新体操のフェアリージャパンの面々、それから入江陵介選手や寺川綾選手などの競泳の連中もかけつけてくれました。

会議でもシンポジストとして参加してくれた入江選手、競泳パンツ姿もカッコいいけれど、こうやって見るスーツ姿もかっこいいねえ。

スポーツ基本法も成立して、ますます重要になったJISSやNAASHの役割。その職員の一人としての責任を改めて感じた一日でした。

世界体操を応援に来た被災地の子供たち

体操の世界選手権が終わり、昨日から私も通常の生活に戻りました。

8月から、ユニバーシアード(深圳)、レスリングの世界選手権(飛んでイスタンブール)、世界体操東京2011と帯同が続きましたがようやくこれでひと段落です。

世界体操では後半とても忙しくてブログもあまり書かなかったから徐々に小出しにすることにします。

10月15日、種目別決勝の日、たくさんの子供たちを連れて歩く鹿島丈博さんの姿がありました。鹿島さんはご存じのとおりアテネ、北京のオリンピックメダリスト、あん馬の名手で元世界チャンピオンです。体操着姿もかっこよかったけれど、背広姿もカッコいい。

そもそも東日本大震災のあと、今年の体操世界選手権を予定通り東京で開催するかが議論になりました。

「震災に負けずに頑張っている日本の姿を世界に示したい」という我々の思い。そして、世界の体操関係者の「体操人みんなが被災した日本を応援していることを形で示したい」という気持ち。関係者の努力で予定通り東京で開催されることになったのです。

鹿島さんが連れて歩いていたのは被災地である宮城、岩手、福島の子供たち100人です。土日に100人ずつが招待され間近に試合を観戦し、大きな声で世界の選手たちを応援していました。

一生懸命演技する選手たちの姿を見て、きっといろんなことを感じたと思う。

そして、この前も書いたけれど、世界の選手たちのレオタードには被災地を応援するメッセージが。

被災地の復旧もまだまだで、さらに原発事故の影響もあって、いまだにのびのびとスポーツができる環境にない子供たち、一刻も早い復旧・復興を目指すとともに、我々もスポーツ人として何ができるかを常に考えていかなきゃいけないね。

内村航平の本当の凄さ

東京で開催された世界体操が幕を閉じました。

男女とも来年のオリンピック出場権を獲得し、男子はたくさんのメダルをとりました。

何より、個人総合で世界選手権三連覇を達成した内村航平選手の凄さを日本中の人が感じました。

近くにいた私も、個人総合の最終種目鉄棒の着地を決めたときは鳥肌が立ちました。

その瞬間、航平は体から何かを発していました。

会場で見ている皆がそれを感じました。

さらに、私が本当にすごいと思ったのは、今大会で常に感じた美しい体操を求めて努力する内村航平の姿でした。

「エレガンス賞を受賞したことが一番うれしい」

内村選手は三連覇を成し遂げた後のインタビューで答えました。

エレガンス賞は個人総合に参加した選手の中で「最も美しい体操」をした選手に送られる賞です。

美しい体操を求めて努力する内村選手にとって、個人総合三連覇よりうれしかったというのはたぶん本当なのだろうと思います。

そして、昨日の最終日、種目別決勝鉄棒の最終演技者だった内村選手、美しい完ぺきな演技で大会を締めくくりました。

あんなにきれいな鉄棒の演技だったのに、結果は残念ながら銅メダル。現在の採点方法では美しい体操よりも難度の高い技をたくさんやったほうが有利なのです。

もちろん悔しい部分もあるのだろうけれど、「この銅メダルはとてもうれしい」と素直に記者たちの質問に答え、ウォームアップ会場に戻ってきた航平は、

「これが有終の美を飾るってやつですかね」とうれしそうな顔で私に言いました。

そうか、航平はメダルの色ではなく、自分が求めてきた美しい体操で最後を飾ることができたことが本当にうれしいと素直に思っている。

常に結果が求められるスポーツの世界で、結果より美しい体操にこだわる。

人がどう評価するかよりも、自分が納得いく演技ができたかどうかにこだわる。

これらはなかなかできないこと。そこが本当の航平の凄さだと感じました。

今回の世界体操、満足のゆく演技ができた選手、そうでなかった選手、それぞれでしょう。

みんなそれぞれの思いを胸に、ロンドンオリンピックに向けて「強くて美しい体操」を目指してさらに頑張ってほしい、と思います。

応援するからね。

世界体操の舞台裏

昨日は男子団体の決勝、残念ながら金メダルを取ることはできませんでした。

選手もスタッフも団体での金メダルを第一の目標に頑張ってきただけにとても悔しいけれど、みんなよくやった。

個人総合、種目別ではみんな最高の演技をしてくれると思います。

試合の日、各国の選手たちは約2時間前に会場入りし、本会以上横のウォームアップ会場に入ります。

整列して挨拶してからウォームアップ開始です。

「整列して挨拶」というのはいわば日本式ですが体操ではほかの国々もこのように整列してあいさつします。

体操以外ではあまり見ない光景だから、これは「日本の体操が世界の体操をリードしてきた証」ということなのかもしれません。

ウォームアップ会場では大会を支える人たちが今日も大活躍。

この方は、ウォームアップ会場を取り仕切っている荒幡裕美さん。

英語もドイツ語もなんでもしゃべっちゃうから外国の選手たちからの信頼も厚い。

昨日は練習が始まる前にドイツ選手の背中のゼッケンをつける手伝い。

通常はウォームアップが終わってからゼッケンをつけるのだけれど、選手によっては試合前から気合を入れて緊張感を保つために練習前からゼッケンをつける選手もいるのです。やっぱり「気持ちが大事」だからねえ、選手それぞれ。

この写真を見せたら「もっとちゃんとしたのをとってよ」と荒幡さん。

ということで、リクエストにお応えしてもう一枚。ノースリーブが色っぽいねえ。

ウォームアップ会場にはJISS看護師の佐藤さんの姿も。

裏方だけれどみんな大事な役割です。最後までよろしくお願いしますね。

さて、残念な銀メダルだったけれど重い価値ある銀メダルです。私もかけてもらって一枚。

そして、やはりメダルを胸にかけてもらった野々村笙吾選手。

彼は今回は補欠として、万が一の事態に備えてチームに帯同しています。

まだ高校生の野々村選手、間近に世界選手権を経験して、たくさんの勉強をしたことでしょう。

これからの日本の体操を背負って立つ選手、今度は表彰台の上で金メダルをかけてもらえるように、これからもがんばってね。

世界体操は復興・再建に向かう日本を応援する

世界体操、今日は女子団体の決勝でした。

2日前の女子団体予選では跳馬のウォームアップ中に飯塚選手が膝をケガするアクシデントにもかかわらず、見事なチームワークで5位となりロンドンオリンピックの出場権を獲得しました。

決勝は6人のうち3人が演技し3人の演技すべての合計点で競います。ですから一つのミスが大きく影響する厳しい戦いです。

そんな緊張の連続の中みんなよく頑張りました。結果は7位でしたが、来年のオリンピックに向けてもっと上を目指してやってくれると思います。

ところで今回の大会、すべての選手たちが「♡東北」のワッペンをつけて演技しているのをご存知ですか?

今回の大会、3月の東日本大震災や原発事故のため東京開催がいったん白紙になりました。

しかし、こんな時こそ元気な日本を世界に示したいとの体操関係者の熱い想いで予定通り東京開催に漕ぎ着けました。

国難とも呼ぶべき事態を克服し、復興・再建に向かう日本の姿を世界に示さなければいけません。

そして、それを世界中の体操人が応援しています。

全員の選手が、このワッペンをどこかにつけて演技していますから、ちょっと注意して見てくださいね。

体育の日

みなさん、こんにちは。セクレタリーKです。

小松先生は現在東京で開催されている、第43回世界体操競技選手権・東京大会にスポーツドクターとして帯同し、日本選手たちを笑顔でサポートしています。

昨年、オランダロッテルダムで行われた大会では、個人総合で内村航平選手が金メダルを獲得!女子では田中理恵選手が演技の芸術性を評価されてエレガンス賞を受賞するなど大活躍。


今回も来年のロンドンオリンピックの出場権を争う重要な大会。本日、女子団体予選で日本は5位に入り、オリンピック出場が決定するという嬉しいニュースも届きました!

さらに、内村選手の3連覇にも期待がかかり目が離せない日々が続きそうです。テレビ放映を見るだけでなく、直接応援に行くこともできます。東京近郊の方は、ぜひチェックしてください。

もちろん、小松先生のブログでのリアルレポートもどうぞお楽しみに。

そして明日、10月10日は体育の日です。ハッピーマンデー制度の導入で、10月10日が体育の日になるのは、実に6年ぶりのこと。元々は1964年に日本で初めて開催された「東京オリンピック」を記念して制定された国民の祝日。東京オリンピックの開会式が10月10日だったことに由来しているのです。晴れる日が多いということでも知られていました。

「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日」。全国各地で様々なスポーツイベントも開催されます。みなさんも気持ちよく体を動かしてみませんか?

 

世界体操、いよいよ今日から日本チームの試合が始まります

昨日開幕した体操の世界選手権、いよいよ今日は女子団体の予選が始まります。

午前中は男子の練習に付添い先ほどホテルに戻りました。これから女子の試合に向かいます。

今日は女子団体予選、明日は男子団体予選、団体予選は6-5-4といって6人で構成されたチームの中から5人が演技しそのうちの上位4人の合計点が各国の点数になります。上位8か国が決勝に進み、自動的にこの8か国にロンドンオリンピックの切符が渡されることになります。

この団体予選は個人総合と種目別の決勝の予選も兼ねています。団体予選での個人の成績の上位がそれぞれの決勝に進むことができます。

女子団体は昨年のロッテルダム大会では5位でした。チームワークよく戦い田中理恵選手がエレガンス賞を受賞しました。

ロンジンの社長さんが「彼女の笑顔の演技は最高だ」と言ったことを思い出します。

あの戦いからもう一年たっちゃったのね。はやいねえ。

今回も女子チームの指揮を執るのは塚原千恵子監督です。

日本の女子チームを長年指導してきました。そしてここ数年は間違いなく日本女子の実力は上がってきています。

でも、来年のオリンピックの出場権がかかっているから、どの国も必死で戦ってくるはず。

だからロンドンの切符がかかった今日の試合がとても大事です。

選手たちはみんな体調万全です。

いきいきと笑顔で自分たちの力を発揮してくれると思います。

みなさん、ぜひ応援してね。

それではこれから会場に向けて行ってきまーす。

わたしが体操チームにかかわるようになったわけ

いよいよ世界体操が始まりました。今日は午前中は男子の練習、午後は女子の大会前最後の練習でした。

大事な女子団体予選は明日の夜です。

そもそも私が全日本の体操チームにかかわるようになったのは5年前、夏にインドのスーラトで行われたアジア選手権で初めて帯同しました。

インドだったから下痢などの内科的問題がたくさん発生し、いたら便利だと思われたのでしょうか、もしくはとても医者とは思えないいいかげんさが体操チームの雰囲気に合致したのでしょうか、まあよくわかりませんが、以後毎年の世界選手権に帯同させていただいています。

私と体操の出会いは2004年のアテネオリンピックでした。

アテネで私は女子ソフトボールチームのチームドクターとして帯同しましたが、男子の体操チームと同じユニットに宿泊しました。選手村の宿舎は居室4つとリビングが一緒になったユニットになっており、ソフトボールの男子コーチと私とトレーナーが男子体操のスタッフと同居したのです。

2週間の共同生活、当然、競技の合間にはみんながリビングに集まるので、そこでいろいろな話をします。体操のルールなども教えてもらったり、もちろんソフトボールの話もしました。

そしてご存じアテネの体操は最後に冨田洋之の「栄光の架け橋」で見事団体金メダル、試合後には選手やスタッフみんなでソフトボールの応援にも駆けつけてくれました。

そんな感じで仲良くなって、翌年に私は大学を辞めて国立スポーツ科学センターに移りましたが、そしたら「体操も手伝ってよ」とお呼びがかかってお手伝いすることになったのです。ちょっと不思議な縁ですね。

この人がアテネでいっぱい話をして仲良くなった森泉貴博コーチ。

正義感が強くて、選手のためには偉い人にもきちんと意見できるから選手たちからの信頼は絶大。

今回の世界選手権でもたぶん競技会場の上で選手の補助をするからたくさん目にすると思います。

そして、この人がアトランタオリンピックからずーっと選手たちをケアしているトレーナーの今井聖晃さん。

魔法の指先で、いつも選手たちをベストコンディションに仕上げちゃいます。

最後に真打登場、男子体操の立花泰則監督です。

いつも穏やかな口調で優しく選手に語りかけます。スポーツ栄養やスポーツ科学の知識も豊富で、選手のためにいいことはなんでも積極的に取り入れてくれます。

男子の団体予選は8日の日曜日、団体決勝は12日水曜日です。選手、スタッフみんなで世界選手権33年ぶりの金メダル目指して頑張るぞー。

世界体操をささえる裏方たち

体操世界選手権開催まであと1日となりました。日本チームは10月8日夜の女子団体予選からスタートします。

今日はちょうど男子の割り当て練習と女子の割り当て練習の間に時間が空いたので、練習会場で書いています。

体操の大会期間中には割り当て練習とポディウム練習があります。

割り当て練習は普通の練習で、練習会場を使う時間が毎日各国ごとに割り当てられていて、時間を決めて器具をローテーションして練習します。

それに対して、ポディウム練習というの大会の本会場での練習のことで、試合前に一回だけ各国に与えれれる、いわゆる試合の予行練習です。

ポディウム練習では、試合会場で本番で使う器具、本番で使う舞台の上で練習します。同じ器具でも、器具ごとに微妙な違いがあったり、それがのっかている舞台によって感覚が微妙に違うのだそうで、それらに慣れるためです。

さらにポディウム練習には本番で採点する審判も付きあらかじめ選手たちの技を見て審判も予行練習するのです。ですから、この練習で審判たちにインパクトを与えることも重要、さらに技の点数などについて審判に確認することもできるので、とっても大事な練習です。

このポディウムウ練習は男女とも昨日までに終わり、今日はフツウの練習。

練習会場には、走り回る小西裕之さんの姿がありました。

小西さんは銅メダルを獲得したソウルオリンピックの代表で現在は仙台大学体操部の監督、アテネや北京のオリンピックでは男子体操の解説をしていたから、みんな声は聞いたことがあると思います。

次から次へとやってくる各国選手団の練習を見守り、器具の調子が悪いなどのクレームにも丁寧に対応し、みんなをまとめて雑用も嫌な顔一つせずこなしてます。

体操のこともよくわかっているからこの練習会場ではなくてはならない存在です。小西さんのおかげで、世界の選手たちが気持ちよく練習できるのです。

まだまだ始まったばかりで、朝から晩まで大忙しだろうけれど、体に気をつけてがんばってね!

それから、今日の会場にはドクターのお二人の姿が。

練習会場でも、いつどんな事故が発生するかわからないから、ドクターが常に常駐し、練習会場で選手たちを見守るのです。

お二人は、遠く沖縄の北部地区医師会病院から手伝いにいらした、整形外科の垣花一章先生と研修医の秋山幸平先生。

とくに秋山先生はスポーツ現場を勉強したい、と、手弁当で遠く沖縄から来てくれました。

きょうもいろいろあったみたいだけれど、積極的にメディカルチームの役割を果たしてくれてた。これもとっても大事な裏方としての仕事。

お二人ともスポーツ医学にとても興味があるようだったので、当然この世界へのお誘いもしちゃいました。

また何かの機会があったらお誘いするからぜひスポーツ医学をやりましょうね。