月別アーカイブ: 2013年8月

自民党本部でのいわるゆ「部会」

今週は火曜日から木曜日まで3日間自民党本部での部会が続きました。

「部会」というのは、それぞれの分野での政策を自民党内で議論する場です。

政務調査会のもと、国会での各委員会に対応した部会、調査会、プロジェクトチームなどが立ち上げられ、国会開催中はもちろん、国会が開催されていない期間でも随時行われ、党内での活発な議論が行われます。

現在自民党は与党ですから、ここでまとめられたものが国会に提出される法律の原案になり、党内で政務調査会、総務会での了承を経たのち、公明党と協議され与党案となります。これらが、国会に提出され、各委員会で審議され、本会議で可決されれば成立、というわけです。

 

この部会には、関係各省庁も出席しますが、自民党の国会議員はどんな部会にでも出席することができます。

つまり、国会では私は厚生労働委員会と内閣委員会に所属していますが、自民党内の議論にはだれでも参加できて、誰でも意見を言うことができる、という仕組みです。

同時に、我々新人議員にとっては、「勉強の場」でもあります。

様々な分野での政策や法律の仕組み、また先輩議員の発言を聞くことにより、国会議員のとしての能力を高める場でもあります。

というわけで、地域から選ばれた国会議員としての意見を言うだけでなく、将来もっと国民の役に立つ国会議員になるための勉強の場として、大事な会議なのです。

このような重要な会議ですから、長野県選出の国会議員と先生方も、いつも積極的にこの部会に出席しています。

昨日も朝の農林部会で私の前には吉田ひろみ先生と務台俊介先生が。

臨時国会はおそらく10月に開催される予定ですが、それに向けた様々な議論、来年度の概算要求や税制改正などが現在行われているのです。

昨日は福島原発の汚染水問題での対応の報告や対策、これからの国としてのかかわり方なども議論されました。

 

この方は、秋田1区の冨樫博之先生、同期で仲良し、私の兄貴です。

昨年の総選挙で議員になった新人たちはみんなまじめですから、地元での行事の合間をぬって行ったり来たりしながら、みな積極的に部会に出席しています。

この「部会」、実は自民党が行っている会議は誰でも見ることができます

https://www.jimin.jp/activity/conference/

我々が普段どんな会議を行って、どんなことが議論されているか、興味があったら時々チェックしてみてくださいね。

 

2020東京オリンピック・パラリンピック招致の出陣式

昨日23日、「空き家対策推進議連」で墨田区の状況を視察したあと「警備業の更なる発展を応援する議連」に出席しました。現場の声をうかがうと同時に様々な法律の勉強になります。

そして、夕には東京都庁で行われた「東京オリンピックパラリンピック招致の出陣式」に出席してきました。

ご存じのとおり来月、9月7日のブエノスアイレスでのIOC総会で開催都市が決定します。

安倍総理大臣も出席されて「みんなが使命と責任を果たし、9月7日に『2020年TOKYO』というアナウンスを響かせようではありませんか!」とご挨拶されました。

会場には、あふれんばかりの人、よく知っているスポーツ関係者の方々もたくさんいらしていてました。

そして、招致のために頑張っているアスリートたち、太田雄貴選手や三宅宏美選手、そして引退した小原日登美さんとも久しぶりの再会です。

ちょうど昨年の今頃は彼らと一緒にロンドンオリンピックの選手村にいました。

スポーツの価値を理解し、それによって社会貢献を目指す選手たち。

そして、私もそれを政治家として支える立場になりました。

なんとしても、2020年に東京で、日本で、オリンピックを開催したいです。

こちらは、竹田恒和JOC会長、スポーツドクターから国会議員へと立場は変わりましたが、しっかりとスポーツを支えてゆきます。

私も9月7日は日本で「2020年東京」の吉報を待つ予定です。

住友スリーエム・カスタマーテクニカルセンターへの視察

おとといの8月21日、自民党の新人議員6人で相模原市にある住友3Mカスタマーテクニカルセンターの視察に行ってきました。

アレンジしてくださったのは、中川俊直先生です。

医療業界でも数々の新しい製品を生み出している住友3Mですが、常にイノベーションを繰り返す会社の様々な作戦の話をお聞きし、実際に目で見て大変勉強になりました。

40を超える「テクノロジープラットフォーム」、それらを組み合わせて研究開発する新商品の売り上げを毎年40%を目指す。

そして「将来のビジネスに役立つであろう研究テーマであれば、自分に与えられた職務以外に労働時間の15%を費やして自分の好きな研究を行ってもよい」という「15%カルチャー」

組織をまとめ前に進めるためにすべてに共通することと感じました。

科学技術イノベーションを進める我が国にとっても参考になることばかりでした。

参加した6人、左から宮崎謙介先生、津島淳先生、金子恵美先生、中川俊直先生、小松ゆたか、熊田裕通先生。

行きかえりのバスの中でも、たくさん話ができて意義ある半日でした。

SBCラジオ「笑顔であなたと」の収録

今日は、自民党本部での部会に出席したり、役所からの説明を受けたり、面会したりと東京で仕事をしています。

今週の月曜日には長野でSBCラジオ「笑顔であなたと」の収録がありました。

「健康のこと」、「年をとっても元気に生きるために大事なこと」、「オリンピック選手から学ぶ健康のなど秘訣」、「熱中症の予防」、などなど。

小林万利子アナウンサーの見事な仕切りで、楽しく収録させていただきました。

放送日は8月26日(月)、9月2日(月)、9月9日(月)の3回、20時05分からです。

時間があったらぜひ聞いてくださいね。

火曜日は朝、上松五差路え街頭演説してから、中野を回りました。

沢山の企業などを訪問させていただいて、ゆっくりお話を伺うことができました。

夕からは、中野青年会議所の通常総会と懇親会に出席。

ここでも、地域の課題や経済や農政のことなど、様々な意見を聞きました。

若い人たちも、それぞれ熱い思いを持っていて、話をしていて、とても楽しかったです。

ということで、これから議員会館を出て、会合に向かいます。

篠ノ井・上松のお花市と諏訪の花火

しばらくブログ書くのをさぼってました。ごめんなさい。

先週、8月12日はまず篠ノ井でごあいさつ回り、そしてお花市に伺いました。

たくさんの方たちとゆっくりお話させていただきました。

篠ノ井には今までなかなか顔を出せませんでしたが、これからはこまめに伺いますからどうぞお許しを。

そのあと上松商興会、美松通りのお祭りに向かいました。

やっぱり上松の重鎮たちが勢ぞろいです。

 

楽しい時間を過ごさせていただきました。

半年前までみんな顔も名前も知らない「小松ゆたか」でした。

こうして、みなさんが優しくしてくださることに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

お盆には久しぶりに諏訪の実家に帰りました。

毎年、この時期はいつもオリンピックなどで日本にいなかったから、お盆に諏訪に戻るのも久しぶり。

お墓にお参りして、ご先祖様をお迎えして、そして10年ぶりに諏訪湖の花火にも行ってきました。

しかしご存じのとおり開始直後からの豪雨と雷で花火大会は中止に。

本当にすごい雨でした。

近くの公衆トイレで2時間待って、少し小降りになったかなあと思って道に出たら道が冠水していて通れない。

電車も高速道路も止まって、国道は夜遅くまで歩いて帰る人の行列が続きました。

3年前の震災の時の帰宅難民と同じ光景。

しかし、諏訪市の対応は迅速でした。

各所を避難所として受け入れ、帰宅できなくなった方に対応しました。

どんな時でも何が起こるかわからない。改めて、災害に対する備えの重要さを感じました。

翌16日には、高校の同級生の紹介で、有名な経営コンサルタントの方と食事させていただきました。

とっても楽しい3時間、経済のこと、外交のこと、原発のこと、そして遊びのこと。深い深いお話でした。

北信のために参考になるアイデアもたくさんいただきました。

「極める」っていうのはこういうことなんですね。

超お忙しいのに時間をくださったOさん、そして紹介してくださった同級生のG君に感謝感謝、です。

ということで、続きは次回。

今日20日は中野でごあいさつ回り中、うまいパスタとうまいコーヒーを飲んで元気になったから、午後もあいさつまわりを続けます。

AC長野パルセイロの応援に川中島旅団の皆さんと

今日は、改修工事のためしばらくは佐久総合運動公園陸上競技場がホームとなるAC長野パルセイロの応援に行ってきました。

私設応援団・川中島旅団の皆さんと「しなの鉄道」を使って中込へ。

長野駅から約2時間、時間はかかったけれど、いつも使う新幹線では堪能できない景色をゆっくり見ることができて満足。新幹線はトンネルだらけだからね。

中込駅からシャトルバスで競技場に到着、やっぱりいましたいつものあやしいおじさん。

試合開始までまだ2時間以上、とっても暑いからビールがススム、ススム。

試合前には子供たちのためのサッカー教室や様々なイベントが開催され、地域スポーツとしての取り組みが伝わってきます。

応援団も試合前から大変な盛り上がり、鷲沢長野市長も柳田佐久市長もいらしてご挨拶。

でも私は、みんなと一緒に応援です。

初めて、旗も振らせていただきました。

みんなとの一体感がとても気持ちがいい。

若い人だけでなく、元気なお年寄り(と言ってはいけないな、気持ちは若者)がみんな楽しそうに跳ねながら応援します。

この元気、一体感、これは間違いなく「健康長寿長野」を支えています。「スポーツの力」です

試合は引き分けだったけれど、中込駅近くで川中島旅団の皆さんと食事して9時過ぎに長野に戻りました。

こちらは会長、丸一日ありがとうございました。

次回はもっと上手に旗を振りますからね。

 

 

 

オリンピック金メダリストの4人のトークショー

7日に臨時国会は閉会しましたが、その後平成26年度予算の概算要求に関する部会などが続きました。

昨日9日は、自民党長野県連農林水産業・地域の活力創造本部主催で政策説明会が開催され、小里泰弘農林部会長に長野までおいでいただき「農業・農村所得倍増10か年戦略について」お話しいただきました。

所得倍増といっても現在家族の労働分も含めると農家の時給は400円以下です。日本の美しい山村風景を守るためにも、農業の担い手を増やすためにも本気で所得倍増を目指さなければいけません。

夜は東京に戻って東大の第二内科の同窓会に参加、久しぶりの仲間と会って楽しい夜でした。

そして今日は、長野青年会議所創立60周年記念のトークショー、オリンピックの金メダリスト、清水宏保さん、荻原健司さん、船木和喜さん、里谷多英さんという豪華な顔ぶれで「夢・再現」と題して、地域の未来を子供たちのためにとってもいい話をしてくださいました。

かつて国立スポーツ科学センターでいつもあってた選手たち、はじまる前に控室にお邪魔して日本のスポーツの将来を熱く語りました。

「ぜんそく」の子供たちのために長く活動を続けてきた清水さんとも久しぶりの再会、これからもスポーツの力でニッポンを元気にしましょうね。

そのあと、松本にとんで長野県医師会の先生方の会合、「国民の健康を守る」という想いは同じ、現場の先生がたとしっかりコミュニケーションをとるのも私の役目です。

そして、信州大学の同級生、関先生とも久しぶりの再会、学生時代関先生はまじめな医学生、それに比べたら私は不良医学生、でも思いは同じです。

この前の参議院選挙で当選した羽生田たかし先生もいらしてくださいました。

そして再び長野に戻って、長野青年会議所創立60周年祝賀会に出席、地域の元気のために頑張ってきてくださった面々です。これからも共に考えて共に行動していきましょうね。

というわけで。盛りだくさんの一日でした。

明日は、みんなで佐久までサッカーのパルセイロの応援に行きますよ。

 

朝の辻立ちで女子高生から「いちごミルク」をもらいました

今朝は柳町の交番前での辻立ちからスタート。

朝8時前でも、汗だくになります。

2日に始まった臨時国会、両院議員総会での安倍総裁と石破幹事長の言葉なども話させていただきました。

話し終えて、片づけていたら「頑張ってください」って声をかけてくれた女子高生。

夏休みだけれど、これから勉強しに学校に行くとのこと。

「これどうぞ」ってナツカシイ飴「いちごミルク」をくれました。

ありがとう。演説してカラカラになったのどが潤ったよ。

勉強も部活も、あと半年の高校生活、頑張ってね!

今は新幹線の中です。事務所でのミーティングを終えて、国会に戻ります。

それでは、昨日アップできなかった「長野びんずる祭り」の写真を一挙に掲載します。

声をかけていただいた皆様、ありがとうございました。

今年は夜の部にはいけませんでしたが、来年は楽しみにしています。

こちらは大人気だったディズニーのパレード。

こちらはダーツバー「K-row」の皆さん、今度お店にも伺いますね。

権堂のアーケードもたくさんの人、いつもこのくらい人が集まるように、活気を取り戻すことができるように頑張らなくては。

「スポーツの力で地域に貢献しよう」、と信濃グランセローズ、AC長野パルセイロ、信州ブレイブウォリアーズの選手たちも頑張っていました。

来年はもっとゆっくりとうかがいたいと思います。

臨時国会召集、「鬼無里・いろは堂のおやき」と「北野家のおそば」

2日金曜日、臨時国会が召集されました。

まずは朝から自民党本部で様々な部会に出席、TPP交渉についての派遣議員団および政府からの報告もありました。

交渉経過についてはまだまだ詳細は明かせない部分もあるようですが、国益を守ることができるように、しっかりと目を見張ります。

そして、12時半からは両院議員総会、参議院で今回初当選した議員が紹介され、安倍総裁そして石破幹事長のお言葉もありました。

「ねじれ解消はスタートであってゴールではない」

「驕ることなくまじめに謙虚に丁寧に、我々は古い自民党ではない」

改めて身が引き締まりました。

長野に戻り、土曜日は長野びんずる祭へ。

お祭りの邪魔をしないように、ひそかにブラブラしていましたが、たくさんの方から声をかけていただきました。

夜は大町で医師会関係の会合、そして日曜日は鬼無里を訪れました。

お昼はもちろん「いろは堂のおやき」です。

6月6日には、自民党のインターネットテレビ「カフェスタ」でも「おやき」のことを紹介しました。

おいしかったです。

そして、日曜日の締めは善光寺近くの「北野家のおそば」、あーおいしかった。

うまいものをたくさん食べて、元気になった私です。

一日中付き合ってくださった岡田先生、ありがとうございました。

明日は7時半から柳町の交番前で辻立ちしてから国会に戻ります。

栄村の「秋山郷森宮野原線」、早期に整備が必要な「命の道」の現状をこの目で見てきました

昨日、31日は柳町の交番前での街頭演説からスタート。

朝から暑かったけれど、今後の国政の課題や自分の想いをしゃべりました。

手を振ったり、クラクションを鳴らしてくださった方たち、ありがとうございます!

そのあと飯山、中野などをまわりました。

30日は栄村から野澤温泉へ。

栄村でAさんのところに寄ったら、「小松先生、今日は時間あるかい?」

以前要望を受けた「県道秋山郷森宮野原線」の現状をぜひ見てほしい、と。

「もちろんです」と秋山郷に向かい途中で建設がストップしてしまっている名ばかりの県道をこの目で見てきました。

秋山郷は栄村の中にある秘境ですが、もちろんたくさんの方たちが暮らしています。

特に冬季になると、村役場から車で一時間以上、いったん新潟県に入ってから、険しい山道の国道405号を通って入らなければいけません。

平成18年の豪雪の際には雪崩の危険のため、この冬季唯一の国道が通行止めになり、秋山郷の10集落500人が9日間孤立してしまいました。

「秋山郷森宮野原線」は2か所にトンネルを掘り、新潟県を通らずに栄村内を通って秋山郷へつながる道路。

しかも建設は途中まで進み、トンネルは一つは開通し約半分はできているのです。

ところが、田中康夫県政で道路は途中でストップしてしまいました。

これが開通すれば、豪雪時のう回路にもなるため、秋山郷の方たちにとっても、新潟の方たちにとっても大切な「命の道」です。

険しい林道を通って秋山郷へ向かいました。途中にはこんな土砂崩れの箇所もあり、石を動かして車を進めました。

実際に現場に足を運び、この目で見ることによって現状が本当によくわかりました。

栄村役場にもどり、副村長から詳しい説明も受けました。

 

この道は、決して無駄な公共工事ではありません。

雪深い栄村の「命の道」です。

3年前に地震で大きな被害をうけた栄村です。復旧・復興も進みつつありますが、トンネルが開通し、この県道が冬でも通行できるようにならなければ、栄村の震災復興は終わらない、と強く感じました。

本当に、地域の現場を実際に見なければだめですね。要望書を読んだだけではわからないことがよく理解できました。

Aさん、突然お邪魔したのに、お時間をいただき、ゆっくり現状を見させていただき、本当にありがとうございました。

明日、2日には臨時国会が召集されます。

驕ることなく、まじめに謙虚に丁寧に。

新たな気持ちでスタートしたいと思います。