今週は火曜日から木曜日まで3日間自民党本部での部会が続きました。
「部会」というのは、それぞれの分野での政策を自民党内で議論する場です。
政務調査会のもと、国会での各委員会に対応した部会、調査会、プロジェクトチームなどが立ち上げられ、国会開催中はもちろん、国会が開催されていない期間でも随時行われ、党内での活発な議論が行われます。
現在自民党は与党ですから、ここでまとめられたものが国会に提出される法律の原案になり、党内で政務調査会、総務会での了承を経たのち、公明党と協議され与党案となります。これらが、国会に提出され、各委員会で審議され、本会議で可決されれば成立、というわけです。
この部会には、関係各省庁も出席しますが、自民党の国会議員はどんな部会にでも出席することができます。
つまり、国会では私は厚生労働委員会と内閣委員会に所属していますが、自民党内の議論にはだれでも参加できて、誰でも意見を言うことができる、という仕組みです。
同時に、我々新人議員にとっては、「勉強の場」でもあります。
様々な分野での政策や法律の仕組み、また先輩議員の発言を聞くことにより、国会議員のとしての能力を高める場でもあります。
というわけで、地域から選ばれた国会議員としての意見を言うだけでなく、将来もっと国民の役に立つ国会議員になるための勉強の場として、大事な会議なのです。
このような重要な会議ですから、長野県選出の国会議員と先生方も、いつも積極的にこの部会に出席しています。
昨日も朝の農林部会で私の前には吉田ひろみ先生と務台俊介先生が。
臨時国会はおそらく10月に開催される予定ですが、それに向けた様々な議論、来年度の概算要求や税制改正などが現在行われているのです。
昨日は福島原発の汚染水問題での対応の報告や対策、これからの国としてのかかわり方なども議論されました。
この方は、秋田1区の冨樫博之先生、同期で仲良し、私の兄貴です。
昨年の総選挙で議員になった新人たちはみんなまじめですから、地元での行事の合間をぬって行ったり来たりしながら、みな積極的に部会に出席しています。
この「部会」、実は自民党が行っている会議は誰でも見ることができます
https://www.jimin.jp/activity/conference/
我々が普段どんな会議を行って、どんなことが議論されているか、興味があったら時々チェックしてみてくださいね。