ロンドンオリンピック帯同記、その6

とうとう今日はオリンピック最終日です。

昨夜はボクシング会場でした。

昨日のブログで「村田たのむよ!」と書いた、村田諒太選手、本当にやってくれました。

ウォームアップ会場でも、試合を前にしながら、闘志あふれつつ落ち着きのあるいい顔をしていました。

まずは、見事に銅メダルを獲得した清水聡選手の表彰式、おめでとう!

試合のたびに計量があるボクシング、オリンピックは期間が長いから、なかなか過酷です。

そして、いよいよミドル級の決勝戦、村田選手の登場です。

ボクシングの日本選手たちや村田の奥さんと一緒に大きな声で応援しました。村田の気迫が伝わってきました。

「勝者・オリンピックチャンピオン ブルー ムラタ」のアナウンス、やりました、やりました!

スゴイ、スゴイ!

隣りで応援していた清水選手が「これで話題をあいつにさらわれちゃいました」と笑いながら、冗談交じりに言いました。

再び君が代を聞くことができました。

表彰式のが終わり、金メダルを首に下げた村田選手は、リングを降りる際にリングに一礼しました。

表彰台に上がった4人の中で、「礼」をしてリングを降りたのは、村田選手だけ。

このことにだれか気づいたでしょうか。

素晴らしい、これぞスポーツマンシップ

スポーツマンシップとは「リスペクト」すること。

仲間、相手、ルール、審判、そしてボクシングを、スポーツをリスペクト、尊敬・尊重する。

https://www.komatsuyutaka.com/kolog/?p=1969

もちろんボクシングの連中はみんな礼儀正しくて、応援したくなる選手たちだけれど、この村田の「一礼」をみた私は、もっともっとボクシングを応援しよう、と思ったのでした。

それでは、これからレスリング会場に向かいます。

米満選手です。

また、君が代を聞いてきます。