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着実にはよくなっているよ

手術後の左鼠蹊部と大腿内側の神経痛は相変わらず、少し良くなったような気もしますが、まだまだ痛みます。

腰も、硬いコルセットを一日中しているのが結構つらい。このまま3か月していなければいけないわけだから、コルセットの上から着れるスーツも早めに買わなくちゃ。

今日も日課の200メートル先のセブンイレブンまで歩きました。少しは楽になったけれど、まだまだうまく歩けない。

いつも選手たちに「焦らずにね」なんて言っていますが、焦りたくなる気持ちがよくわかります。

選手の気持ちがわかるっていうのはとてもいい勉強。

まあ着実にはよくなっているから、来週からはちゃんと職場復帰できそうです。

今日も自宅静養中

退院して家に戻って二日目、病院のベッドと違い、家は布団だから、起き上がるのも一苦労です。

本当は今日からぼちぼち仕事に行こうと思っていたのだけれど、通勤だけでもとても大変そうなので、今週いっぱいは自宅で静養させていただくことにしました。

医者になってから25年、こんなことはなかったので、仕事に行かないことが不安。でもパソコンもあるからいろんな仕事は家でもできちゃう。便利ともいえるし不便ともいえる。

テレビでは午前も午後も参議院予算委員会の中継、与党に歩み寄る姿勢がないというか、民主党に優しさが感じられないのが気になる。与党だって野党だって国民のために目指すところはそうは違わないはずなのになあ。

リハビリもかねて今日も自宅から200メートルのセブンイレブンへ、昨日よりは少し楽だったけれど、やはり左足の神経痛がかなり疼きます。

今日の写真は、入院中に10階の病棟から見えた東京スカイツリーです。

セブンイレブンまでの200メートルは長かった

元気ではあります。

しかし、昨日退院して、一晩寝て、家の中での生活だけでも、入院中とはだいぶ運動量が違うことがよくわかります。

昼には、ためしに、家から200メートルくらいのところにあるセブンイレブンまで杖をついて行ったんだけれど、ゆくりゆっくりで、いつもの5倍くらい時間がかかりました。結構疲れました。

月曜日から、もう職場復帰するつもりだったんだけれど、ちょっと甘く見ていたようです。こんな状態じゃあとても無理。まあ、これも患者さんの気持ちが実感できたんだからいい勉強。

JISSのみんなや選手たちに迷惑かけるけれど、万全な状態で復帰するからもう少しお待ちを。許してね。

それから、2月26日の朝日新聞Be「いまさら聞けない、ステロイド薬」に私のコメントが載りました。

3週間ぶりのビール

退院して、約20日ぶりに家に帰ってきました。

退院しても問題ないと思っていたけれど、やっぱり家と病院じゃあだいぶ違いますね。

家にはつかまるところが圧倒的に少ない、それから、病院のあの電動で動くベッドはとっても便利だったっていうことに気が付きました。

腰もまだ曲げちゃあいけないから、日常生活もいろいろ大変です。もうちょっと入院していたほうがよかったかなあ。でも、ベッドが空くのを待っている患者さんもいっぱいいるしなあ。

月曜日から、ぼちぼち仕事に行こうと思っていたけれど、杖があっても長く歩けないし、車の運転も、腰をひねられないからバックできないし、ちょっと不安になってきました。もう少し自宅静養が必要かも。

まあ、でも、3週間ぶりに、湯船につかれて、気持ちよかったです。

それから、3週間ぶりのビールも・・・

これが、術後のMRI、椎間板に腸骨がきれいに移植されています。

明日元気に退院します

明日3月5日に退院することになりました。

19日間の入院生活、結構あっという間だったなあ。

手術後2日くらいはちょっとつらかった気もするけれど、もう忘れちゃった。先生方も看護師さんたちもみんな優しかった。ありがとうございました。

今日はエレベーターの中で、私が研修医だった25年前にお世話になった憧れのFさんと偶然ばったり。あの頃から、なにかただものではない雰囲気を醸し出していたFさんですが、やっぱり今はとっても偉くなって師長様の親分。25年たっても若々しくて神秘的な雰囲気は昔のまま。腰の調子がよくなったら、またゆっくり飲みながらお話ししたいなあ。

そして、面会終了時間間際に、またまた美女四人組が訪ねて来てくれました。先日も書いた、毎年赤倉にスキーに行く仲間です。わざわざ来てくれて本当にありがとう。

「この病院はホテルみたい、病院のにおいがしなくていいなあ、病気が治りそうな気がする」って言ってた。

私は売店で折り畳み式の杖を買って、これで万全。早くこの固いコルセットがとれて、昔みたいにバスケで走り回れればいいなあ。

ラウンジから見える富士山

今朝の東京は寒かったようですね。病院の中は快適で、外の寒さは全くわからないのでありがたい。

でも、病棟のラウンジからきれいに富士山が見えました。

さらに違う場所から東京スカイツリーが見えることも発見。

午後には美女が団子を持ってお見舞いに来てくれました。

きれいな病棟に感動してた。

やっぱり、患者の気持ちとしては、質の高い医療はもちろんだけれど、病院がきれいで清潔だってことはすごく大事なことなんだと思う。

患者の視点でものを見ることができて、この入院、とても勉強になります。

おしゃぶり昆布 浜風

入院していて感ずることは、外が暑いのか寒いのかさっぱりわからないことですね。

天気予報で、「明日は真冬の寒さでしょう」なんて言っても、病室は快適だからそれがさっぱりわからない。

変化がなくて快適なのはいいことかもしれないけれど、それではやっぱりつまらない。楽しいことも、楽しくないことも、両方なくちゃあ人生はつまらないね。

昨日はY先生、今日はM先生が病室を訪ねてくれました。二人とも大学の消化器の医局の後輩、現在はラジオ波治療や内視鏡の名医として、この病院になくてはならないドクターとして大活躍しています。

Y先生は研修医1年目の時、僕が指導医で、すい臓がんのFさんという患者さんの受け持ちになって一生懸命やってました。パンツ1枚になってFさんの入浴を手伝っていた姿を思い出します。Fさんもご家族も、すごく喜んでた。あのころの気持ちを忘れずにね。

入院も2週間を超えました。なんだか口がさみしくて、お見舞でいただいたお菓子など、すぐに食べちゃう。これはまずいと買ってきたのが「おしゃぶり昆布浜風」、これがなかなかうまい。体重が増えちゃったら腰にも悪いから、今日からは「おしゃぶり昆布浜風」三昧でいこう。

硬いコルセットがあたって痛い

今日は手術後の傷の抜糸をしました。

写真撮り忘れたけれど、少しツッパリ感がなくなりました。

午後は、いつものリハビリ、帰りに病院の本屋で「ツイッター入門」を購入、ツイッターもフェイスブックも始めては見たものの、どうもまだ仕組みがよくわかっていません。勉強しよう。

夕方、ご無沙汰している青島健太さんに電話、いつも通りのさわやかな声。青島さんとは1999年のソウルで行われたシドニーオリンピックのアジア予選に取材にいらして以来の友達というか先輩。同じにおいを感じるし、どんな選手にも公平に接する姿が僕は大好き。しばらく連絡もせずにごめんなさい。僕も最近スポーツ関係の原稿を書くことが多いので、スポーツライターの先輩としてこれからもいろいろ教えてもらおう。

そしてそのあとまたJISSの美人専門職軍団がお見舞いに来てくれました。長く不在で迷惑かけているのに、忙しいのに、わざわざ来てくれてどうもありがとう。

硬いコルセットも少しは慣れてきましたが、これをあと2-3か月つけてなくちゃいけない。左の腰骨にあたって痛いので、クッションをつけました。これで少しは痛みが楽になるかな。

毎日30分のリ八ビリ

手術後ほぼ順調に経過しています。ただ、左足の付け根の神経痛が結構痛い。まあ、いっぱい切ったわけだからしょうがないね、だんだん良くなるでしょう。

毎日30分のリハビリがあります。やはり一人だと、さぼってなかなかやらないけれど、手伝ってくれる人がいると進みます。トップアスリートにおけるトレーニングコーチやトレーナーと同じ役割ですね。でも、何のためにやるのか理解していないと効果が上がらないのも同じです。

今日はリハビリ室で、以前国立スポーツ科学センターで一緒に働いていた整形外科のS先生と久しぶりに会いました。働きながら子供も3人育てて、さらに今度は大学院に入ったんだとか。すごいねえ。

リハビリ室はとても広くて開放的で、そこで体を動かすのは気持ちが良いです。

今日はアート・ペッパー、明日はコルトレーン

入院して2回目の日曜日、術後ちょうど10日です。

テレビもかなり見飽きてきた。同じようなバラエティーやワイドショーばっかり、何よりコマーシャルが多い。その点NHKはコマーシャルもないし、いい番組を作っているね。受信料を払う価値は十分ある。普段あまりテレビを見ない僕ですが、この2週間でテレビに関してはいろいろ勉強できました。

今日は家人に昔聞いたジャズのCDをたっくさん持ってきてもらって聞いてました。

今日はひたすらアートペッパー。久しぶりに聞いたけれどやっぱりいいね。というか、最近は音楽をゆっくり聞く余裕も最近はなかったのかもしれない、と改めて気づきました。

学生時代、ジャズ聞くと大人になったような気がして、ジャズ喫茶にも結構通ってた。松本にはあのころ「エオンタ」っていう、店の中でおしゃべりしちゃいけないジャズ喫茶があったけれど、今もあるだろうか。

一関の「ベイシー」にも行ったことあるなあ。高野悦子の二十歳の原点の中に出てくる京都の「シアンクレール」を訪ねたこともある。やっぱり、学生時代って時間があったんだね。

よし、明日は、コルトレーンの歌うようなサックスを聞きまくることにしよう。